徳島の自然と歴史をまるごと堪能!1泊2日の旅
【1日目】
「鳴門の渦潮」観潮船/徳島県立渦の道/霊山寺/藍の館/黒沢湿原/大歩危祖谷温泉郷
【2日目】
祖谷のかずら橋/落合集落/奥祖谷二重かずら橋/脇町うだつの町並み/阿波の土柱/阿波十郎兵衛屋敷
「鳴門の渦潮」観潮船/徳島県立渦の道/霊山寺/藍の館/黒沢湿原/大歩危祖谷温泉郷
【2日目】
祖谷のかずら橋/落合集落/奥祖谷二重かずら橋/脇町うだつの町並み/阿波の土柱/阿波十郎兵衛屋敷
START
徳島駅から約40分
1
鳴門の渦潮(渦潮観潮船)
「世界三大潮流」に数えられる「鳴門の渦潮」。春は1年で一番大きな渦潮が見られるベストシーズン!四国と淡路島との間わずか1.3㎞の鳴門海峡では、満潮と干潮が1日2回ずつあり、その前後1時間半が迫力のある渦潮の見頃です。「潮見表」をチェックして船に乗るのがおすすめ。
観潮船の運行状況及び潮見表は下記備考欄の運行会社HPでご確認いただけます。
観潮船の運行状況及び潮見表は下記備考欄の運行会社HPでご確認いただけます。
車で約10分
2
大鳴門橋遊歩道 渦の道
本州四国連絡橋の大鳴門橋の橋桁スペースを利用して、450mの遊歩道と渦潮展望室を設置した観潮施設。渦潮と大鳴門橋の体験見学ができる。鳴門公園には、大鳴門橋や渦潮が見渡せる展望台や数多くの景勝地・大鳴門橋架橋記念館エディ・大塚国際美術館・エスカヒル鳴門・観潮船などがあります。遊歩道を利用して観光スポット巡りを楽しんでいただけます。
車で約30分
3
第1番札所 竺和山 一乗院 霊山寺
【寺の歴史】
四国八十八ヶ所霊場の全行程はおよそ1460キロにおよびます。霊場を札所番号の順に巡拝する者にとって、ここは「発願の寺」であり、同行二人の長い旅の始まりにもなります。
縁起によると、聖武天皇(在位724-49)の勅願により行基菩薩が霊山寺を開創したとされています。815年、四国の東北から右廻りへ巡教していた際、弘法大師がこの寺を訪れました。そして、衆生の八十八の煩悩の浄化や心身の救済のため八十八の霊場を開こうと、この地で37日間修法を行いました。その時、数多くの僧侶が仏法を説く一老師を取り囲み、熱心に耳を傾けている光景を見たといいます。その光景がインドの霊鷲山で釈迦が説法をしていた情景と似ていたことから、インドの霊山を日本に移すという意味で「竺和山・霊山寺」と名づけました。
このときの念持仏が釈迦誕生仏像です。白鳳時代(645-710)の作で身の丈約14センチの小さな銅像です。弘法大師はこれを本尊の前に納め、この寺を第一番札所とした四国八十八ヶ所霊場の開設を祈願しました。
かつて霊山寺は阿波三大坊の一つとされ、荘厳な伽藍を誇りました。しかし1582年、長宗我部元親によって寺は全焼しました。その後、阿波藩主・蜂須賀光隆公によってようやく復興しましたが、1891年の火事で、本堂と多宝塔を除く全ての建物を再び失います。以来、100年の努力で往時の姿となったものの、おおかたが近年建てられた建物です。
【多宝塔】
霊山寺は天正年間(1573-1592)に長宗我部元親の攻撃で炎上しました。また1891年にも多宝塔を残し、2度目の消失をしています。応永年間(1394-1428)に建立された多宝塔は600年近い歴史を持ち、五智如来が祀られています。画像1
【縁結び観音】
縁結び観音は男女の縁結びだけでなく、健康との縁や仕事との縁、幸せとの縁など様々な縁結びにご利益があります。お賽銭だけでなく、水でお清めをしながら祈ることで功徳が得られます。画像2
【その他見どころ】
・一番札所であること(途中で困らないように、また、他人に迷惑をかけないように、長い遍路の旅には万全の用意が大事です。とくに最初の札所では心の準備を整えましょう)
・明治の庭(大師堂の北側にあります。遍路を始める「発願の寺」を象徴しています)
【年中行事】
◇正月護摩祈祷
日時:1月1日〜3日
◇星祭り・厄除け祈祷
日時:2月3日
◇接待講
日時:2月21日〜末日
◇釈迦誕生日・青葉祭り・花祭り
日時:4月第1日曜日
◇大師誕生日・青葉祭り
日時:6月15日
◇護摩供養
日時:毎月1日
◇御影供
日時:毎月21日
四国八十八ヶ所霊場の全行程はおよそ1460キロにおよびます。霊場を札所番号の順に巡拝する者にとって、ここは「発願の寺」であり、同行二人の長い旅の始まりにもなります。
縁起によると、聖武天皇(在位724-49)の勅願により行基菩薩が霊山寺を開創したとされています。815年、四国の東北から右廻りへ巡教していた際、弘法大師がこの寺を訪れました。そして、衆生の八十八の煩悩の浄化や心身の救済のため八十八の霊場を開こうと、この地で37日間修法を行いました。その時、数多くの僧侶が仏法を説く一老師を取り囲み、熱心に耳を傾けている光景を見たといいます。その光景がインドの霊鷲山で釈迦が説法をしていた情景と似ていたことから、インドの霊山を日本に移すという意味で「竺和山・霊山寺」と名づけました。
このときの念持仏が釈迦誕生仏像です。白鳳時代(645-710)の作で身の丈約14センチの小さな銅像です。弘法大師はこれを本尊の前に納め、この寺を第一番札所とした四国八十八ヶ所霊場の開設を祈願しました。
かつて霊山寺は阿波三大坊の一つとされ、荘厳な伽藍を誇りました。しかし1582年、長宗我部元親によって寺は全焼しました。その後、阿波藩主・蜂須賀光隆公によってようやく復興しましたが、1891年の火事で、本堂と多宝塔を除く全ての建物を再び失います。以来、100年の努力で往時の姿となったものの、おおかたが近年建てられた建物です。
【多宝塔】
霊山寺は天正年間(1573-1592)に長宗我部元親の攻撃で炎上しました。また1891年にも多宝塔を残し、2度目の消失をしています。応永年間(1394-1428)に建立された多宝塔は600年近い歴史を持ち、五智如来が祀られています。画像1
【縁結び観音】
縁結び観音は男女の縁結びだけでなく、健康との縁や仕事との縁、幸せとの縁など様々な縁結びにご利益があります。お賽銭だけでなく、水でお清めをしながら祈ることで功徳が得られます。画像2
【その他見どころ】
・一番札所であること(途中で困らないように、また、他人に迷惑をかけないように、長い遍路の旅には万全の用意が大事です。とくに最初の札所では心の準備を整えましょう)
・明治の庭(大師堂の北側にあります。遍路を始める「発願の寺」を象徴しています)
【年中行事】
◇正月護摩祈祷
日時:1月1日〜3日
◇星祭り・厄除け祈祷
日時:2月3日
◇接待講
日時:2月21日〜末日
◇釈迦誕生日・青葉祭り・花祭り
日時:4月第1日曜日
◇大師誕生日・青葉祭り
日時:6月15日
◇護摩供養
日時:毎月1日
◇御影供
日時:毎月21日
車で約15分
4
藍の館
藍商人の屋敷をそのまま利用し、阿波藍の歴史や製法などを詳しく展示しており、藍染体験も手軽にチャレンジできる。
※館内を一新し2022年11月13日にリニューアルオープンしました。
※館内を一新し2022年11月13日にリニューアルオープンしました。
車(徳島自動車道経由)で約1時間25分
5
黒沢湿原
東・西・北の三方が標高600m余りの山々に囲まれ、南方は緩傾斜して松尾川に向かう湿原の中に26.7haの水田があり、この水田の畦畔から山麓にはオオミズゴケ・サギソウ・イシモチゾウ・キセルアザミなどの水生植物が繁茂している(昭和40年3月5日県指定天然記念物)。
車で約50分
6
大歩危祖谷温泉郷 宿泊
四国のまんなかにある大歩危祖谷温泉郷。そこには日本三大秘境のひとつである祖谷、そして四国三郎吉野川が流れる大歩危には泉質の異なるいくつかの温泉がある。山あいの温泉地はその美しい自然と飾らない人の優しさで訪れる人々を癒してくれる。
温泉郷には、ケーブルカーで露天風呂まで移動する温泉があるなど、温泉だけでなく渓谷の景観や渓流の音を楽しみながら過ごすことができます。
温泉郷には、ケーブルカーで露天風呂まで移動する温泉があるなど、温泉だけでなく渓谷の景観や渓流の音を楽しみながら過ごすことができます。
車で約20分
7
祖谷のかずら橋
平家一族の哀話を秘める、秘境“祖谷”にあるかずら橋。シラクチカズラ(重さ約5トン)で作られたもので、長さ45m・幅2m・水面上14m。昔は深山渓谷地帯の唯一の交通施設であった。3年毎に架け替えが行われる。(昭和30年2月3日 国指定民俗重要文化財)
車で約30分
8
落合集落
国選定重要伝統的建造物群保存地区。集落は急斜面に形成されており、最高地点と最低地点の差は約390mにもなり指定をうけたなかでは最も急です。
江戸時代中期から昭和初期(17世紀末~20世紀初頭)に建てられた家々や、石を一つ一つ積み上げて作った石垣、畑などが残っており懐かしい風景が見られることはもちろん、斜面に集落を形成するうえでの工夫など歴史的価値も高いものとなっています。
集落の全貌は、向かい側にある「落合集落展望所」から見ることが可能で、畑一面に咲くそばの花も見どころです。
なお、ここに集落が形成された起源は明らかになっていませんが、落合集落を含む祖谷地方には、平家の落人伝説や開拓伝承が残っています。
江戸時代中期から昭和初期(17世紀末~20世紀初頭)に建てられた家々や、石を一つ一つ積み上げて作った石垣、畑などが残っており懐かしい風景が見られることはもちろん、斜面に集落を形成するうえでの工夫など歴史的価値も高いものとなっています。
集落の全貌は、向かい側にある「落合集落展望所」から見ることが可能で、畑一面に咲くそばの花も見どころです。
なお、ここに集落が形成された起源は明らかになっていませんが、落合集落を含む祖谷地方には、平家の落人伝説や開拓伝承が残っています。
車で約30分
9
奥祖谷二重かずら橋
奥祖谷二重かずら橋は、美しい景色に囲まれた秘境の雰囲気漂う橋で、約800年前平家一門が剣山の「平家の馬場」での訓練に通うため架設したといわれています。また、かずら橋が2本(「男橋」「女橋」)並んで架かっていることから、通称「男橋女橋」とも「夫婦橋」などとも呼ばれています。
近くには、ロープを引きながら渓流を渡ることができる「弥栄(やえん)」があり、奥社の代表的な観光スポットになっています。
橋は高山に自生している「シラクチカズラ」を利用して作られており、また、奥祖谷かずら橋キャンプ場への通路となっています。
➤紅葉の写真はこちら
近くには、ロープを引きながら渓流を渡ることができる「弥栄(やえん)」があり、奥社の代表的な観光スポットになっています。
橋は高山に自生している「シラクチカズラ」を利用して作られており、また、奥祖谷かずら橋キャンプ場への通路となっています。
➤紅葉の写真はこちら
車で約2時間
10
脇町うだつの町並み
江戸中期より、一世一代の夢をかけ藍に沸き、繭に栄えた商いの町・南町通りは、吉野川の水運に恵まれ、その積出し港として栄え、一時は百を超える藍商人たちが栄華を極めた。連なる家並みは、ありし日の豪商たちが家運の隆盛を顕示する象徴としての「うだつ」(本瓦葺き塗り込み壁の重厚な表構えに、隣家との境に2階の壁面から突出して作られた袖壁で、瓦を連ねて葺き、家紋入りの豪勢な鬼瓦をのせたもの。隣家の屋根との見切りや防火に役立つが家格の象徴ともなり、「うだつが上がらぬ」といった言葉がある)が風雅な格子戸や白壁の土蔵と相まって、今なお当時の隆盛を物語っている。この町並みが、昭和63年12月16日に全国で28番目の重要伝統的建造物群保存地区に選定された。
車で約20分
11
阿波の土柱
砂礫層の侵蝕によって数十の土の柱を現出した地形で、柱状・尖塔状等の土柱が相屹立している奇勝。天然記念物に指定された波濤嶽のほか橘嶽・筵嶽・不老嶽・燈篭嶽の5嶽からなる地形は、アメリカのロッキー山脈とイタリアのチロルの土柱と阿波市にしかない貴重なもので、世界三大奇勝と称されている。
(波濤嶽:昭和9年5月1日 国指定天然記念物)
(波濤嶽:昭和9年5月1日 国指定天然記念物)
車で約45分
12
阿波十郎兵衛屋敷
人形浄瑠璃芝居「傾城阿波の鳴門」のモデルとなった板東十郎兵衛の屋敷跡で、国の重要無形民俗文化財「阿波人形浄瑠璃」を毎日上演。展示室には人形浄瑠璃に使用される阿波木偶や道具を展示。平成26年4月から舞台セットが新しくなり、より臨場感溢れる上演場となりました。「傾城阿波の鳴門」ゆかりの地である当屋敷で徳島の郷土芸能をお楽しみください。
車で約20分
13
徳島駅
GOAL