道後温泉や渦潮に近い鳴門温泉などの王道から穴場まで、四国の温泉スポットまとめ

日本三古湯のひとつで、日本最古ともいわれる歴史ある道後温泉や、渦潮で有名な鳴門海峡のそばにある鳴門温泉など、四国には見どころ満載の温泉地が盛りだくさん!
この記事では、四国の有名な温泉から、知る人ぞ知る穴場の温泉までを一挙ご紹介します。
温泉地だけでなく、一緒に楽しむことができる周辺の観光スポットもまとめているので、四国を旅行する際にはぜひ参考にしてみてくださいね♪

道後温泉とは?歴史やなりたち

道後温泉は、愛媛県松山市に位置する温泉地。その歴史は古く、約3,000年前にまで遡るのだとか。由来は諸説ありますが、1710年に完成した郷土地誌「予陽郡郷俚諺集」によると、足を痛めた白鷺(しらさぎ)が湧き出る温泉で傷を癒した様子を見て、人々が入浴し始めたことが起源とされています。
道後温泉のシンボルで国の重要文化財にも指定されている「道後温泉本館」は、明治時代の1894年に改築が行われ、今日の形となりました。100年以上続く歴史を守るため、数度の増改築を行いながらも当時の姿を残す形で、今でも大切に使われています。

道後温泉の泉質・効能

道後温泉の泉質はアルカリ性単純泉といい、皮膚表面の角質を溶かしてくれるため、お肌をつるつるにしてくれる「美人の湯」などとも呼ばれています。(泉質について

源泉の温度が高すぎる場合に加水や加湿をして温度を調整する温泉施設もありますが、道後温泉本館は全国でも珍しい無加温・無加水の「源泉かけ流し」の温泉で、加水や加温ではなく、高温と低温の源泉をブレンドすることで温度を調整しています。

道後温泉の見どころ

温泉の他にも、道後温泉本館にある皇室専用の御湯殿「又新殿」や、飛鳥時代の建築様式を取り入れた「飛鳥乃温泉」、松山出身の俳人・正岡子規の句が記された「椿の湯」など、歴史を感じる建築を楽しむことができます。
道後温泉本館
古くは古事記や万葉集にも登場し日本最古といわれる温泉で、趣のある城郭式・木造三層楼の本館は、建物全体が国の重要文化財。「坊っちゃん」を始め、小説や映画などの幾多の名作に松山の顔として登場している。すべすべした肌触りの名湯を堪能した後は、文化の薫り漂う道後の街並を浴衣に着替えて散策すれば、温泉情緒がよりいっそう盛り上がる。
なお、道後温泉は、道後温泉本館、道後温泉別館 飛鳥乃温泉、姉妹館にあたる椿の湯がある。

道後温泉本館については、2019年1月から約5年半にわたって保存修理工事を行っていましたが、2024年7月11日(木)から全館営業再開となっています。
道後温泉別館 飛鳥乃湯泉
建物コンセプトは、日本最古といわれる温泉にふさわしい聖徳太子の来浴や斉明天皇(さいめいてんのう)の行幸などの物語や伝説が残る飛鳥時代の建築様式を取り入れた湯屋です。道後温泉本館と同じく、全国でも珍しい加温も加水もしていない源泉かけ流しの「美人の湯」を満喫することができます。
館内は、開放的な大浴場と、道後温泉本館には無い露天風呂、また道後温泉本館にある皇室専用浴室の又新殿(ゆうしんでん)を再現した特別浴室を設え、昔の浴衣(よくい)「湯帳(ゆちょう)」を着ての入浴体験もできます。さらに、約60畳の大広間休憩室、個室休憩室5室を設え、道後温泉ならではの「おもてなし」の給茶サービスを行います。
※湯帳とは・・・「ユカタビラ」とも言われ、一定以上の身分の人が身に着けたものと考えられ、ユカタの原形となったものです。
道後温泉 椿の湯
源泉かけ流しの名湯・道後の湯をゆったりと堪能できる温泉。「道後温泉本館」の姉妹館にあたる「椿の湯」は、本館と同じ形の花こう岩で造られた湯釜が設置されており、湯釜には松山出身の俳人・正岡子規の句が記されている。浴室内は天井が高く広々として解放感があり、ゆっくり足を伸ばして歴史ある道後の湯を楽しめる。

道後温泉のオススメの過ごし方

道後温泉は温泉のみならず、朝から夜まで楽しむことができます!
【朝】圓満寺
恋愛成就のパワースポットとして人気の円満寺は、道後温泉本館から徒歩約5分の場所にあります。
道後温泉のシンボルマークである「湯玉」をモチーフにした「お結び玉」が可愛らしく、フォトジェニックだと話題。早朝に行けば、比較的空いている中でゆっくり巡れます♪
【朝】伊佐爾波神社
135段の石段を登り切ると、目に飛び込んでくる鮮やかな朱色の建物は、日本三大八幡造りの一つに数えられ、国の重要文化財に指定されるほどのもの。豪華絢爛な楼門をくぐり抜けると、金箔をはった支柱や彫刻を抱いた蛙股(かえるまた)、海老虹梁(えびこうりょう)などを見ることができ、社殿の壮大な美しさに圧倒される。また、回廊には奉納された和算学の資料が数多く残されており、松山でも和算学が盛んであったことを今に伝えている。
【朝】石手寺
日本最古の温泉といわれる、道後温泉の近くにある寺です。参道は回廊形式で、仲見世のみやげ店が並んでいます。巡礼者よりも、地元のお大師さん信者や観光客の多い霊場です。
【昼】道後ぎやまんガラス美術館
道後温泉本館の象徴・振鷺閣の赤い板ガラスを始め、希少な江戸時代のぎやまん、びいどろや明治・大正時代にかけて作られた貴重なガラス工芸品などを約300点展示している。館内では、西洋から伝来し日本の伝統技術に磨かれた、繊細で優美なガラス工芸品を楽しむことができる。また、庭園には白鷺のオブジェやワインボトルの滝など、ガラスと水を使ったオブジェが飾られており、夜にはライトアップも行われている。併設するカフェダイニングから眺める景色は、昼夜を問わず楽しめる。
【昼】松山ロープウェイ商店街
松山城のすぐ麓、ロープウェイへと続くストリートの商店街。落ち着いた景観の中にお洒落な品ぞろえの店が並ぶ。宇和島を代表する「鯛飯」や、愛媛ブランドの第一人者「今治タオル」をはじめ、愛媛ならではのグルメ店・おみやげ店が数多く点在。蛇口をひねると出てくるみかんジュースが観光客から好評。全国でもめずらしいバリアフリー化された商店街で、ゆったりとした風情が漂う。
【昼】松山城ロープウェイ
標高132mの山頂にある松山城本丸。徒歩で登る方法もあるが、ロープウェイやリフトを利用すれば8合目まで運んでくれるので、小さな子供連れの家族や高齢者の人にも便利。また、リフトに乗ると自然を肌身で感じることができ、ロープウェイとは違った味を楽しむことができる。松山のシンボル松山城へ向かいながら、ロープウェイやリフトに揺られて見る松山市街地の景色も、また格別。
【昼】えひめ愛顔の観光物産館
県内の特産品の展示販売や、県内の観光情報を発信する施設。館内には、物産販売コーナーと観光情報コーナーがあり、愛媛県内の魅力を存分に楽しむことができる。物産販売コーナーでは、銘菓を始め地酒や民工芸品、水産加工品、農畜産品など、愛媛の特産品を豊富に取り揃え販売している。蛇口からみかんジュースも体験できる。また、観光情報コーナーでは、県内各地の観光名所を紹介するパンフレット等を数多く取り揃え、愛媛の観光情報を提供している。松山城ロープウェイ乗り場の近くに位置し、気軽に立ち寄れるスポットとなっている。
【昼】坊っちゃん列車
明治21年から67年間、市民の足として親しまれ、夏目漱石の小説「坊っちゃん」の主人公が乗ったことから、いつしか「坊っちゃん列車」という愛称で親しまれるようになった。当時は、蒸気機関車の特徴である黒い煙を吐き出し走っていたが、現在ではディーゼル車両として復元。運行する車掌は、当時を思わせるような出で立ちで観光客を楽しませている。松山の市街地から道後温泉まで景色を楽しみながら当時の雰囲気が味わえる。
【夜】坊っちゃん列車ミュージアム
明治20年(1887年)の創立以来、積み重ねてきた伊予鉄道の歴史を紹介している「坊っちゃん列車ミュージアム」。館内には、創業時から約67年間走り続けた「坊っちゃん列車」の原寸大レプリカが展示されているほか、レールや車輌部品、パネルなどを間近で観られるなど、ゆっくりと伊予鉄道の歴史を体感することができる。鉄道ファンのみならず、大人から子供まで幅広い世代が楽しめる空間となっている。
【夜】道後ハイカラ通り
道後温泉本館の建物に隣接した商店街で、「道後ハイカラ通り」の愛称で親しまれている。みやげ物店や飲食店など観光客向けの店が軒を連ね、その多くは朝9時から夜の10時まで営業。道後温泉本館と道後温泉駅を結んでおり、温泉街らしく浴衣姿でそぞろ歩きを楽しめる。「道後村めぐり」というスタンプラリーを実施しており、30ヶ所すべてのスタンプを集めて道後観光案内所内にある道後村役場村民課に提出すると、名誉村民の証書、道後温泉の入浴チケット、記念品がもらえる。
【夜】松山城
天守は全国で12カ所しか残っていない江戸時代以前から現存する12天守のひとつであり、城内の21棟の建物が国の重要文化財に指定されている。天守は小天守および隅櫓と結ばれた連立式の構造であり、防備に優れた建造物群は日本の代表的な城郭建築である。司馬遼太郎著『坂の上の雲』の序文で文学都市松山の象徴として描かれるなど、松山市のシンボルとして親しまれている。松山の城下町を見守ってきた城は、これからも松山市の発展を見守り続ける。
【夜】松山総合公園
松山市政100年を記念して建設された公園で、姉妹都市ドイツのフライブルグとの友好関係から、山頂の展望台はヨーロッパの城をイメージされて作られている。空中散歩を楽しむかのような展望台からは、松山平野を一望できる。公園の遊具は、低学年から高学年まで幅広く遊べるように作られており、愛媛県下でも最大級の規模を誇る坊っちゃん夢ランドやちびっこ広場のローラースライダーなど、さまざまな遊具で遊ぶことができる。

道後温泉のオススメモデルコース

道後温泉を含めた四国旅行のモデルコースをまとめました!
旅行の計画にぜひお役立てください♪
愛媛・香川の人気スポットを巡る、1泊2日モデルコース
【1日目】
宮窪瀬戸潮流体験/タオル美術館/砥部焼陶芸館/松山城/道後温泉本館
【2日目】
道の駅マイントピア別子/金刀比羅宮/中野うどん学校 琴平校/栗林公園
徳島・高知・愛媛の人気スポットを堪能!2泊3日モデルコース
【1日目】
大歩危峡遊覧船/祖谷のかずら橋
【2日目】
高知城/桂浜/坂本龍馬記念館/いの紙の博物館/中津渓谷/道後温泉本館
【3日目】
子規記念博物館/松山城/道の駅よしうみいきいき館/急流観潮船/亀老山展望公園/村上水軍博物館
高知足摺温泉郷と愛媛道後温泉に泊まる2泊3日の旅
【1日目】
高知県立牧野植物園/竹林寺/久礼大正町市場/佐田沈下橋/足摺温泉郷
【2日目】
足摺岬/柏島/南楽園/臥龍山荘/内子座/道後温泉本館
【3日目】
松山城/石鎚登山ロープウェイ/道の駅マイントピア別子
アクティブ・癒し愛媛・香川コース2泊3日
【1日目】
サンライズ糸山/道の駅よしうみいきいき館/亀老山展望/サンライズ糸山/タオル美術館
【2日目】
道の駅 風早の郷 風和里/砥部焼陶芸館/松山城ロープウェイ・松山城・ロープウェイ商店街~大街道散策/道後ぎやまんガラス美術館/道後温泉/道後ハイカラ通り散策
【3日目】
琴弾公園/高屋神社/四国水族館
【四国まるごとドライブパス・おすすめコース】兵庫・岡山発着プラン
【1日目】(岡山市~香川県~徳島県)
岡山市→瀬戸大橋(瀬戸中央道)→善通寺→丸亀城→栗林公園→鳴門市ドイツ館→大鳴門大橋遊歩道渦の道→鳴門市内(宿泊)
【2日目】(徳島県~高知県)
鳴門市内→阿波十郎兵衛屋敷→うだつの町並み→道の駅霧の森→ゆとりすとパークおおとよ→こうち旅広場→高知城→高知市内(宿泊)
【3日目】(高知県~愛媛県~岡山市)
高知市内→土佐和紙工芸村くらうど→中津渓谷→松山城→道後温泉→松山城→しまなみ海道(西瀬戸道)→岡山市
【四国まるごとドライブパス・おすすめコース】滋賀・京都・大阪発着プラン
【1日目】(吹田市~徳島県~香川県)
吹田市→神戸淡路鳴門道→大鳴門橋遊歩道渦の道→屋島→栗林公園→丸亀城→金刀比羅宮→琴平温泉(宿泊)
【2日目】(香川県~愛媛県)
琴平温泉→道後温泉→坂の上の雲ミュージアム→とべ動物園→道の駅みなとオアシスうわじまきさいや広場→宇和島市内(宿泊)
【3日目】(愛媛県~高知県~吹田市)
宇和島市内→竹林寺→牧野植物園→祖谷のかずら橋→神戸淡路鳴門道→吹田市

鳴門の渦潮からアクセス抜群!鳴門温泉とは?

「世界三大潮流」に数えられる「鳴門の渦潮」。四国と淡路島との間わずか1.3kmの鳴門海峡では、渦潮観潮船に乗って間近で大迫力の渦潮を見ることができます。
そんな鳴門の渦潮からほど近い場所では、地下約1,000mから温泉が湧いているのです!
鳴門海峡が一望できる抜群のロケーションで、温泉に入りながら絶景をお楽しみください。

鳴門温泉の泉質・効能・見どころ

鳴門温泉の泉質はナトリウム塩化物・炭酸水素塩泉といい、アルカリ性のため皮脂や汚れを落とし、肌をつるんとなめらかに整える効能などが期待できます。また、殺菌作用や代謝促進作用も期待できることから、きりきずや冷え性などにもいい効能があるとされています。(泉質について
また、鳴門温泉周辺には人気の観光スポットも多く、周辺の観光とあわせて朝から晩まで1日中楽しむことができます!

鳴門温泉周辺の観光スポット

大塚国際美術館
古代壁画から現代絵画まで、世界26カ国190余の美術館が所蔵する約1,000点の西洋名画が、特殊技術によって陶板で原寸大に再現されています。
約4kmに及ぶ鑑賞ルートには、古代遺跡や礼拝堂を現地の空間そのままに再現した環境展示や、ミケランジェロ、レオナルド・ダ・ヴィンチ、モネ、ゴッホ、ピカソなどの名画を美術史の変遷に沿って展示した系統展示、時代を超えて古今の画家達の描いた代表的な作品を展示したテーマ展示もあり、日本に居ながらにして世界の美術館が体験できます。
道の駅くるくるなると
徳島県鳴門市にある「道の駅くるくるなると」は、2022年4月にオープンした体験型食のテーマパークです。鳴門金時やレンコンなど、鳴門の新鮮な食材を使ったグルメやスイーツを楽しめるだけでなく、農業体験やジップラインなど、家族で楽しめるアクティビティも充実しています。
コンセプトは「皆んながくるくる、笑顔になると」。地元の人はもちろん、観光客も笑顔になれる空間と体験を提供しています。
大鳴門橋遊歩道 渦の道
本州四国連絡橋の大鳴門橋の橋桁スペースを利用して、450mの遊歩道と渦潮展望室を設置した観潮施設。渦潮と大鳴門橋の体験見学ができる。鳴門公園には、大鳴門橋や渦潮が見渡せる展望台や数多くの景勝地・大鳴門橋架橋記念館エディ・大塚国際美術館・エスカヒル鳴門・観潮船などがあります。遊歩道を利用して観光スポット巡りを楽しんでいただけます。
大鳴門橋架橋記念館エディ
館内では渦と橋をテーマに、鳴門の渦潮のメカニズムや大鳴門橋の構造などを、映像や疑似体験装置などを駆使し様々な角度から紹介している。
阿波國一の宮 大麻比古神社
県下一の格式を誇る神社で、農業、産業の守り神である天太玉命(大麻比古命)と、交通安全厄除けの神の猿田彦命がまつられている。正月正月三が日には30万人をこす県内外の参拝者がある。
鳴門市ドイツ館
ドイツ館は、ドイツ兵俘虜と地域の人々との交流を顕彰するため、昭和47(1972)年、元俘虜たちから寄贈された資料を中心に建設されましたが、築後20年をこえて施設の老朽化や収集資料の増加により手狭になってきました。そこで平成5(1993)年、東四国国体のメイン会場の1つが鳴門市となったことを記念して、新ドイツ館の建設が計画され、同年10月13日に現在の地に新築移転。
あすたむらんど徳島
子ども達が遊びや体験を通して、科学する心を育てる参加体験型、自然活用型の施設です。「子ども科学館」を中核施設に、広大な公園内には「風車の丘」「プラネタリウム」「体験工房」「徳島木のおもちゃ美術館」「探検の国」「冒険の国」などが整備されています。
阿波十郎兵衛屋敷
人形浄瑠璃芝居「傾城阿波の鳴門」のモデルとなった板東十郎兵衛の屋敷跡で、国の重要無形民俗文化財「阿波人形浄瑠璃」を毎日上演。展示室には人形浄瑠璃に使用される阿波木偶や道具を展示。平成26年4月から舞台セットが新しくなり、より臨場感溢れる上演場となりました。「傾城阿波の鳴門」ゆかりの地である当屋敷で徳島の郷土芸能をお楽しみください。

金刀比羅宮のすぐ近く!こんぴら温泉郷とは?

「こんぴらさん」の愛称で親しまれる、香川県の金刀比羅宮。その門前町の中心には、旅行者の疲れを癒すこんぴら温泉郷があります。金刀比羅宮が建つ象頭山を眺望することができる露天風呂など、参拝の思い出に浸りながらリラックスできるでしょう。

こんぴら温泉郷は実は新しい温泉街!?

こんぴら温泉郷は実は新しい温泉街!?

江戸時代から親しまれていた「こんぴら参り」ですが、実は温泉街の成立は1997年からなのです!あるホテルが敷地内で源泉を掘り当て、それを周辺の宿泊施設にも提供したことから温泉街が作られていったのだとか。

こんぴら温泉郷の泉質・効能・見どころ

こんぴら温泉郷の泉質は炭酸水素塩泉といい、アルカリ性のため皮脂や汚れを落とし、肌をつるんとなめらかに整える効能が期待でき、しばしば「美肌の湯」などとも呼ばれます。また、殺菌作用や代謝促進作用も期待できることから、きりきずや冷え性などにもいい効能があるとされています。(泉質について
他にも、こんぴら温泉郷街がある金刀比羅宮の門前町には、現存する日本最古の芝居小屋「旧金毘羅大芝居(金丸座)」があり、町のあちこちでは歌舞伎絵看板を見ることができます。門前町として栄えた歴史ある町並みを散策するのもオススメ。

こんぴら温泉郷周辺の観光スポット

金刀比羅宮の門前町にあり、観光の拠点としてもアクセス抜群のこんぴら温泉郷。周辺のおすすめ観光スポットをご紹介します!
【施設見学】金陵の郷
こんぴらさん(金刀比羅宮)の参道口に位置し、酒造り創業当時(寛政元年(1789年))の白壁の酒蔵をそのまま復元しています。大楠がそびえる「くすのき広場」を中心に建つ「歴史館」「文化館」では、酒蔵を改築し江戸時代の酒造りの工程を人形と当時の酒造道具を用いてわかりやすく説明・再現。ビデオでの紹介や徳利、酒ビン、ラベルを展示しています。併設するミュージアムショップでは試飲もできますよ(無料)。
【食文化体験】中野うどん学校 琴平校
【約60分で卒業!】【手ぶらでOK】【自分で作って食べる!】
本場さぬきの手打ちうどんの作り方を、粉を練るところから始め、麺棒でのばし茹でて食べるまで、うどんティーチャーズが伝授いたします。作った後はみんなで試食。自分で作って食べるうどんの味は格別です。
もちろんお持ち帰りもできますので、旅のお土産にするのも◎。卒業証書と秘伝帳、麺棒のお土産付。どうぞお気軽にご入学ください!
第75番札所 五岳山 誕生院 善通寺
総面積約45,000平方メートルに及ぶ広大な境内は、「伽藍」と称される東院、「誕生院」と称される西院の東西二院に分かれています。金堂、五重塔などが建ち並ぶ「伽藍」は、創建時以来の寺域であり、御影堂を中心とする「誕生院」は、お大師さまが御誕生された佐伯家の邸宅跡にあたります。ともに弘法大師御誕生所としての由縁を今に伝えています。
丸亀市猪熊弦一郎現代美術館
県出身の世界的画家、猪熊弦一郎画伯から寄贈された約2万点を超える作品を所蔵し常設展示するほか、年数回企画展を開催しています。
多感な少年時代を丸亀市で過ごした猪熊画伯自らがプロデュースし、ニューヨーク近代美術館増改築設計でも知られる谷口吉生氏が設計した美術館。現代美術を専門に展示する美術館は全国的にもユニークです。”駅前美術館”として、1991年11月にJR丸亀駅前に開館しました。
エントランスの彫刻や壁画に吸い寄せられるように入っていけば、そこに猪熊ワールドが広がります。意欲的な現代アートの特別展も多く、ワークショップなどが盛んに行われています。
丸亀城
築城400年余りを誇る丸亀のシンボル「丸亀城」は、全国に現存する『木造天守十二城』の一つ。
内堀から天守にかけて積み重ねられた石垣は、”扇の勾配”と呼ばれる特長的で見事な曲線を描きます。
この白亜の三層三階の木造天守は国指定重要文化財に指定されています。

注目イベントなど
丸亀城キャッスルエクスペリエンス
丸亀キャッスルロード
ニューレオマワールド
大観覧車やジェットコースターや、パレードが大人気。
お仕事なりきり体験施設「ごっこタウン」や、春秋のバラ展や初夏のあじさい祭など季節の花々が咲き誇る「レオマ花ワールド」、
亜細亜の遺跡を忠実に再現した「オリエンタルトリップ」、夏季限定のリゾートプール「レオマウォーターランド」など、3世代で楽しめます。
夜には、2022年度全国イルミネーションアワード第3位を受賞し、日本夜景遺産に認定された「レオマ光ワールド」で、3Dプロジェクションマッピングや中四国最大約250万球のイルミネーションで光の世界が広がります。
映画「きな子」のロケ地にもなりました。
津嶋神社
香川県三豊市三野町の沖に浮かぶ小さな島に奉られている津嶋神社は、江戸時代から子供の健康と成長の守り神として厚く信仰され、日本各地から家族れの参拝者が訪れています。全国的にも「こどもの神」は珍しいとのことです。
毎年8月4日、5日に開催される「津嶋神社夏季例大祭」(詳細はこちら)の2日間のみ、遥拝殿のある海岸から本殿の島まで渡り橋が架けられ、早朝から夜まで子連れの参拝者で賑わいます。
また、夏季例大祭に合わせて、日本一営業期間が短い幻の駅「津島ノ宮駅」が営業されます。
※写真提供協力:三豊市観光交流局、四国カメラ部
紫雲出山
荘内半島には浦島伝説の地がいたるところにあります。その一つである「紫雲出山」は浦島太郎が玉手箱を開け、出た白煙が紫色の雲になって山にたなびいた場所として知られています。自然豊かな遊歩道の先にある山頂からは、息を呑むほどの瀬戸内海の多島美を見渡すことができます。春には約1,000本の桜、初夏には紫陽花(アジサイ)など、四季折々の花々が美しく山を彩ります。映画「きな子」のロケ地にもなりました。
近年では、Yahoo JAPANの「日本が誇る桜の絶景15選」や「死ぬまでに行きたい!世界の絶景 日本編(詩歩著書)」、米国ニューヨークタイムズ紙などで取り上げられるなど、世界から注目を集めています。
■桜やあじさいの開花状況はこちら(外部サイト)をご覧ください。
■紫陽花(アジサイ)の写真はこちら
父母ヶ浜
約1kmのロングビーチを誇る穏やかな海水浴場。毎年夏には多くの海水浴客が訪れます。瀬戸内海の燧灘に沈む夕日が美しく、絶景スポットとして知られています。平成30年8月には、じゃらん「行ってみたい夕日絶景」アンケートで1位に選ばれました。
他にも鏡に映る景色が人気になっています。詳しくは公式サイトをチェック。

令和5年5月3日から5月7日までは、周辺駐車場が事前予約制になります。
下部サイトから詳細の確認をお願いいたします。
高屋神社:天空の鳥居
高屋神社は、讃岐に二十四ある延喜式内社のひとつで、古くからある格式ある神社です。
標高404メートルの稲積山の頂上に本宮があり、山の麓にある場所を「下宮」、山頂にある場所を「本宮」と呼びます。
また、地元の人々から「稲積神社(いなづみじんじゃ)」「稲積さん」ともよばれています。
本宮の鳥居越しに観音寺市街地と雄大な瀬戸内海が一望でき、四国八十八景にも選ばれています。
「天空の鳥居」として一躍有名となり、観音寺市の人気スポット。
豊稔池堰堤(アーチダム)
阿讃山脈を分け入る柞田川(くにたがわ)上流に「豊稔池堰堤」はあります。長い年月の風雨にさらされた堰堤は、まるで中世ヨーロッパの古城を思わせる偉容と風格があり、水を湛えた水面と周囲の山並みとの調和で四季折々に見事な景観を見せてくれます。
構造形式は農業土木史上価値が高く、また、昭和前期における堰堤建設の技術的達成度を示しており、平成18年12月19日に重要文化財(建造物)に指定されました。長い年月が経過した今でも約500haの農地の水がめとして活躍しています。
一年を通じて多くの観光客がここを訪れており、特に夏(不定期)に行われるユルヌキ(放流)風景は季節の風物詩として知られています。
銭形砂絵「寛永通宝」(琴弾公園内)
有明浜の砂に描かれた「寛永通宝」は、東西122m南北90m、周囲345mもある巨大な砂絵で、琴弾山山頂から見るときれいな円形に見えます。寛永10年(1633)藩主、生駒高俊公を歓迎するために、一夜にして作られたといわれ、他に類を見ないものといえることでしょう。この銭形を見たものは健康で長生きができ、お金に不自由しないと伝えられています。近年銭形を見て宝くじを購入した人が高額をあてたことから金運スポットとして知られ、多くの観光客が訪れています。
なお、この銭形砂絵は人の手で形成、維持されています。この「砂ざらえ」は、年2回(春、秋)実施しており、一般の方の参加も可能です(要申込)。
また、夏にはこの銭形を題した「銭形まつり」が市内で開催されます。(毎年、7月第2週目もしくは3週目の土曜日、日曜日に開催予定)

四万十川の秘湯・奥四万十温泉郷とは?

四万十川は「日本最後の清流」と呼ばれ、透明度の高い清々しい青色が魅力です。その上流に広がる奥四万十温泉郷には自然に囲まれた特色を有する5つの温泉宿があります。
北には標高1,000m~1,500mのドライブ・ツーリングルートとしても注目を浴びる四国カルストがそびえ、南には太平洋が広がるこの地で、自然と温泉で心も身体もリフレッシュしてみませんか。

奥四万十温泉郷の泉質・効能・見どころ

奥四万十温泉郷は温泉ごとに異なる泉質のため、観光しながら複数の温泉を巡るのも楽しみ方の1つ。それぞれの泉質や効能は次の通りです。
鰹乃國の湯宿 黒潮本陣
【高知県・高岡郡中土佐町久礼】
(泉質)アルカリ性単純冷鉱泉
(効能)肌への刺激が少ないのが特徴で、皮膚表面の角質を溶かしてくれるため、お肌をつるつるにする効能などがあるとされています。
※画像出典:鰹乃國の湯宿 黒潮本陣
雲の上の温泉
【高知県・高岡郡梼原町梼原】
(泉質)メタホウ酸フッ素イオン(炭酸水素塩冷鉱泉)
(効能)石鹸のような働きをする炭酸水素塩泉は、肌の不要な角質を取ったり毛穴の汚れを取ったりする効能があるとされています。
※画像出典:雲の上の温泉
四万十源流癒しの里 郷麗温泉
【高知県・高岡郡津野町北川】
(泉質)アルカリ単純硫黄泉
(効能)皮膚表面の角質を溶かしてくれるため、お肌をつるつるにする「美人の湯」などとも呼ばれています。
※画像出典:四万十源流癒しの里 郷麗温泉
千年の美湯 そうだ山温泉 和(YAWARAGI)
【高知県・須崎市桑田山】
(泉質)硫黄泉
(効能)pH9,6の高アルカリ性、メタケイ酸、メタホウ酸を含む温泉法第二条に該当する温泉です。効能は神経痛、関節痛、冷え性、うちみ、健康増進など。
※画像出典:千年の美湯 そうだ山温泉 和(YAWARAGI)
ホテル 松葉川温泉
【高知県・高岡郡四万十町日野地】
(泉質)単純硫黄冷鉱泉(アルカリ性-低張性-冷鉱泉)、温泉法第二条に該当する温泉(フッ化物イオン、メタホウ酸、炭酸水素ナトリウム
(効能)殺菌力が強く、皮膚トラブルなどへの効能が期待できます。また、動脈硬化や高血圧、高血糖などにも効能があるとされています。
※画像出典:ホテル 松葉川温泉

奥四万十温泉郷周辺の観光スポット

自然豊かな奥四万十温泉郷周辺の観光スポットを紹介します!
泉質の違う温泉を巡りながら、一緒に観光も楽しんでみてくださいね♪
四万十川源流点
津野町の不入山(いらずやま)にある日本最後の清流・四万十川の源流点。
木々の緑と苔むした岩肌の間から流れ出た清水は、196kmの道のりを経て、太平洋に流れ込みます。
ガイド付きでの散策もできます。
四万十川
津野町不入山を源に全長196kmもある四国では最長の大河です。「日本最後の清流」と呼ばれており、四季折々の風景や自然のリズムに合わせて暮らす人々と、川との繋がりが一年を通して見ることができ、四万十川流域一帯は重要文化的景観に選定されています。
また、沈下橋と呼ばれる増水時に水面下に沈むよう設計された欄干のない橋がかかっています。中でも佐田の沈下橋(全長291.6m)は四万十川最下流で最長の沈下橋です。最も観光客になじみのある沈下橋でシーズン中は多くの観光客で賑わいます。
隈研吾設計建造物群(梼原町)
建築家隈研吾氏の木造大型建築を梼原町で見ることができます。隈研吾氏は、東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会(2021年夏開催)のメインスタジアムとして使用された国立競技場の設計に携わったことでも知られています。
▶️各建築の詳細はこちら
梼原町総合庁舎
まちの駅「ゆすはら」(マルシェ・ユスハラ)
雲の上のギャラリー
YURURIゆすはら
雲の上の図書館(梼原町立図書館)
四国カルスト
カルストとは雨による浸食などで石灰岩が地表に現れている地形のこと。姫鶴平・大野ヶ原など約25kmに渡って、標高1,000mから1,485mの高地にカルスト高原が連なり、景観抜群のドライブコースとなっている。積雪が多い冬は通行止めになるが、春夏秋はドライブ・ツーリング・キャンプを楽しめる。牛が草をはむ牧草地や満点の星空は心洗われる風景。
佐田沈下橋
「沈下橋」は増水時に橋が流されないように欄干を作らず、水中に沈むように設計された橋で、四万十を象徴する景色の一つです。四万十川にいくつもある橋の中でも最下流で最長のものが佐田沈下橋です。現在でも生活に利用されていて、橋からは四万十の風景と自然を一望できます。
海洋堂ホビー館四万十
「アニメ」や「フィギュア」は、日本が世界に誇る文化のひとつ。その両方をたっぷりと味わえる海洋堂ホビー館が四万十川の山奥にあります。海洋堂は世界的なフィギュアメーカーで、精巧なデザインやディテールへのこだわり、すこし変わったモチーフで多くの人々を魅了しています。
アニメのキャラクターはもちろんのこと、恐竜や動物、乗り物といったさまざまなジャンルのフィギュアが勢揃い。フィギュアやガレージキット、ガチャポン、食玩など1万点以上が展示されています。海洋堂とクリエイターのコラボ作品、漫画や映像、体験コーナーもあり、子どもから大人まで現在の日本文化を楽しめるスポットになっています。
貝ノ川の棚田
須崎市から国道197号線を西へ13km。役場の付近を北上すると、貝ノ川の棚田が現れる。棚田は幅100~200m、深さ1km、面積は10ha以上にもなります。貝ノ川の棚田が知られるようになったのは、ろうそく祭りの影響もあって、ここ10年ほどのことだという。歴史的には約400年も続く棚田である。
久礼大正町市場
100年以上に渡り庶民の台所として親しまれてきたアーケードと露店の市場です。地元漁師によって水揚げされた魚が店頭に並ぶ午前11時頃になると、市場は一層活気づきます。鮮魚だけでなく、地元の野菜や果物、漁師のおかあちゃんたちが手作りしたお惣菜も充実しています。人気は、ノスタルジックな市場で味わう、好きな具材をトッピングした鮮度満点の海鮮丼(久礼丼)です。
第37番札所 藤井山 五智院 岩本寺
四万十川が流れ、標高300m程の高南台地が広がる四万十町に、五尊の本尊を祀る岩本寺は建立されています。歴史は天平(729-749)まで遡ります。寺伝によれば、聖武天皇の勅を奉じた行基菩薩が、七難即滅、七福即生を祈念して建立した、福圓満寺が前身とされます。
フォレストアドベンチャー・高知
フォレストアドベンチャー高知では、大自然の地形を活かして、スリルと迫力満点のアクティビティが楽しめます。
スリル感・爽快感満載のアドベンチャーコース、お子様から幅広い年齢層の方に楽めるキャノピーコース、身長90㎝以上のお子様からチャレンジできるキッズコース、見渡す限りの大パノラマを体感できるジップトリップ コースなど、各種コースが用意されています。
是非、四万十川源流の美しい水と標高1400mの四国カルストに囲まれた秘境の森にフォレストアドベンチャー・高知で大自然を満喫ください。

➤近くのおススメスポット
・恋のパワースポット「長沢の滝」
・四国カルスト
・天狗高原
・天文台を兼ね備えた宿泊施設「星ふるヴィレッジTENGU」
 

四国のオススメ温泉まとめ

今回紹介した4つの温泉を含め、四国にはまだまだおすすめの温泉地があります。
紹介しきれなかった温泉地についても、以下からぜひご覧ください!
四国の温泉施設をもっと見る
大歩危祖谷温泉郷
【徳島件・三好市】
高知県と徳島県を流れる一級河川・吉野川が2億年もの年月をかけてつくりあげた景勝地・大歩危。雄大な絶景を見ながら入る露天風呂では極上のリラックス体験ができます。
塩江温泉郷
【香川県・高松市塩江町】
約1,300年前に仏教僧の行基によって発見され、同じく仏教僧の弘法大師空海も湯治(温泉療養)の地として伝えたとされています。夏になるとホタルが舞うほど綺麗な自然も魅力です。
小豆島温泉
【香川県・土庄町/小豆島町】
オリーブなどで有名な、瀬戸内海に浮かぶ小豆島にも温泉は湧いています。小豆島観光の際には、ぜひ温泉宿に宿泊してみてはいかがでしょうか?
鈍川温泉
【愛媛県・今治市玉川町】
名勝地・鈍川渓谷の一角にある鈍川温泉は、「美人の湯」として有名な温泉です。春は桜と山菜料理、夏はカジカの鳴き声が響く清流、秋は紅葉、冬はイノブタなど、四季折々の魅力を楽しむことができます。
湯ノ浦温泉
【愛媛県・今治市湯ノ浦】
瀬戸内海を一望できる愛媛県北東部に位置する湯ノ浦温泉は、ラドンを含む低張性の弱アルカリ性冷鉱泉で疲労回復や神経痛に効能があるとされています。温泉のあとは、瀬戸内海で水揚げされたタイやカレイ、ハゼ、エビなどの魚介をご堪能ください。
あしずり温泉
【高知県・土佐清水市】
開湯はおよそ1,200年前まで遡り、仏教僧の弘法大師空海が発見し疲れを癒したことがはじまりとされています。ラドンを含む泉質で、古くから人々の怪我の治療などに効能があったとされています。

四国の雄大な自然をぜひご覧ください!



まとめ

いかがでしたか?四国の温泉巡りをして、心も身体も思う存分リフレッシュしてくださいね!
温泉のあとの楽しみは、何といっても美味しいご飯!四国のグルメ特集もぜひご覧ください♪

秋には温泉と一緒に紅葉もおすすめです。

秋には温泉と一緒に紅葉もおすすめです。

秋には温泉と一緒に紅葉を眺めるのもいかがでしょうか?温泉に浸かりながらゆったりと秋の四国を感じてください。