味わい深い摩訶不思議なパワースポット
【寺の歴史】
日本最古の温泉といわれる、道後温泉の近くにある寺です。参道は回廊形式で、仲見世のみやげ店が並んでいます。巡礼者よりも、地元のお大師さん信者や観光客の多い霊場です。
その要因は、ほとんどの堂塔が国宝、国の重要文化財という壮観さにあるでしょう。寺宝を常時展示する宝物館も備えており、四国霊場では随一ともいえる文化財を誇ります。一部をご紹介しましょう。まず、国宝に二王門があります。高さ7m、横4m、間口は三間、二層入母屋造り本瓦葺き。1318年に建立されました。重要文化財には本堂をはじめとして、三重塔、鐘楼、五輪塔、訶梨帝母天堂、護摩堂の建造物、「建長3年」(1251)の銘が刻まれた愛媛県最古の銅鐘があります。
縁起によると、728年に伊予の豪族、越智玉純が二十五菩薩の降臨する霊夢をみて、この地が霊地であると感得しました。熊野12社権現を祀ったのを機に鎮護国家の道場が建立され、聖武天皇(在位724-49)の勅願所となります。翌年に行基菩薩が、自ら彫造した薬師如来像を本尊として開基し、法相宗の「安養寺」と名づけました。「石手寺」に改称したのは、892年の右衛門三郎再来の説話によるとされます。
鎌倉時代(1185-1333)の風格をそなえ、当時の立体的な曼荼羅形式の伽藍配置を伝える名刹です。境内から出土された瓦により、石手寺の前身は680年ごろ、奈良・法隆寺系列の荘園を基盤として建てられたという考証もあります。
【その他見どころ】
訶梨帝母天堂
落書き堂・洗い石(門前にある別名「渡らずの橋」。裏側に経文が刻まれている)
阿弥陀堂(二王門を入り左側。ぼけ防止の祈願者が多く参拝する)
日本最古の温泉といわれる、道後温泉の近くにある寺です。参道は回廊形式で、仲見世のみやげ店が並んでいます。巡礼者よりも、地元のお大師さん信者や観光客の多い霊場です。
その要因は、ほとんどの堂塔が国宝、国の重要文化財という壮観さにあるでしょう。寺宝を常時展示する宝物館も備えており、四国霊場では随一ともいえる文化財を誇ります。一部をご紹介しましょう。まず、国宝に二王門があります。高さ7m、横4m、間口は三間、二層入母屋造り本瓦葺き。1318年に建立されました。重要文化財には本堂をはじめとして、三重塔、鐘楼、五輪塔、訶梨帝母天堂、護摩堂の建造物、「建長3年」(1251)の銘が刻まれた愛媛県最古の銅鐘があります。
縁起によると、728年に伊予の豪族、越智玉純が二十五菩薩の降臨する霊夢をみて、この地が霊地であると感得しました。熊野12社権現を祀ったのを機に鎮護国家の道場が建立され、聖武天皇(在位724-49)の勅願所となります。翌年に行基菩薩が、自ら彫造した薬師如来像を本尊として開基し、法相宗の「安養寺」と名づけました。「石手寺」に改称したのは、892年の右衛門三郎再来の説話によるとされます。
鎌倉時代(1185-1333)の風格をそなえ、当時の立体的な曼荼羅形式の伽藍配置を伝える名刹です。境内から出土された瓦により、石手寺の前身は680年ごろ、奈良・法隆寺系列の荘園を基盤として建てられたという考証もあります。
【その他見どころ】
訶梨帝母天堂
落書き堂・洗い石(門前にある別名「渡らずの橋」。裏側に経文が刻まれている)
阿弥陀堂(二王門を入り左側。ぼけ防止の祈願者が多く参拝する)
- エリア
- 松山市
- カテゴリ
- 八十八ヶ所霊場(遍路寺)
- 寺社仏閣
住所 | 〒790-0852 愛媛県松山市石手二丁目9番21号 |
---|---|
電話番号 | 089-977-0870 |
営業時間 | 8:00~17:00 |
休業日 | 無休 |
料金 | [宝物館]大人200円/中・高校生150円/小学生100円 |
アクセス | 松山インターチェンジから国道33号線を松山市街へ。天山交差点を右折し、環状線に入ります。更に国道317号線に入る。最初の交差点を左折すると、正面にあります。 |
駐車場 | あり 普通車約40~50台/大型車約10台 |
駐車場代 | [月~金曜日]普通車210円/1時間/大型車740円/1時間 [土・日曜日]普通車260円/1時間/大型車1050円/1時間 |
備考 | 宿坊:なし |