旧金毘羅大芝居(金丸座)

きゅうこんぴらおおしばい・かなまるざ
天保6年(1835)に建てられた現存する日本最古の芝居小屋。年3回の「市立ち」の度に仮設小屋で歌舞伎興業などを行っていましたが、江戸時代中頃から金毘羅信仰が全国的に高まり、門前町の形態が整うにつれ常小屋が必要となりました。設置は多数の庶民にも求められ、富籤(現在の宝くじのようなもの)の開札場を兼ねた常小屋として建てられました。
「金丸座」の名称は明治33年につけられたものです。昭和45年に国の重要文化財に指定され、昭和47年から4年間の歳月をかけて現在の場所に移築復原しました。昭和60年から「四国こんぴら歌舞伎大芝居」が開催され、四国路に春を告げる風物詩となっています。また、平成15年度に復原及び耐震構造補強工事(平成の大改修)が行われ、調査中に発見された痕跡を検証し、「ブドウ棚」と「かけすじ」 を復原してより江戸時代の情緒あふれる姿に再現されています。
映画「男はつらいよ寅次郎の縁談」「写楽」「阿修羅城の瞳」「UDON」「最後の忠臣蔵」のロケ地にもなりました。
エリア
香川県中部
カテゴリ
映画・演劇・劇場
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住所 〒766-0001 香川県仲多度郡琴平町1241
電話番号 0877-73-3846
営業時間 9:00~17:00
休業日 年中無休(公演開催時を除く)
料金 大人500円 中・高校生300円、小人200円 団体割引など有り。
アクセス JR琴平駅より徒歩約20分、善通寺ICより車で約10分