第3番札所 亀光山 釈迦院 金泉寺
きこうざん しゃかいん こんせんじ
【寺の歴史】
聖武天皇（在位724-49）勅願より行基が寺を建立し「金光明寺」と命名しました。そのころの本尊は高さ約91センチの釈迦如来像でした。行基はこの像の両脇に阿弥陀如来や薬師如来を置き、開基したといいます。弘仁年間（810-24）になって弘法大師が四国を巡教した際、日照りに苦しむ村人たちのために井戸を掘りました。すると霊水が湧き出たため「長寿をもたらす黄金の井戸」と言われるように。このことから寺名を「金泉寺」と改めました。その後、亀山天皇（在位1259-74）が出家すると、弘法大師を篤く信仰しました。天皇は各地の霊跡を巡拝し、金泉寺にもしばらく滞在したといいます。
その間に、京都の三十三間堂に倣ならったお堂が建立され、1,000もの観音像が祀られました。また、背後の山を「亀山」と命名し、山号も「亀光山」と改めました。この堂舎には経蔵がおかれ、学僧たちで賑わったといいます。以来、金泉寺は皇室との縁が深く、長慶天皇（在位1368-83）のお墓も本堂裏にあります。また『源平盛衰記』によると、源平合戦（1185）のおり源義経が屋島に向かう途中に金泉寺に立ち寄り、戦勝開運の祈願をしました。本堂の左手にある慈母観音子安大師は義経の祈願所です。また、境内西隣にある弁慶石も義経の祈願所の一つです。義経が弁慶の力試しに持ち上げさせたと伝えられています。
すこやかに育てと願う親心の観音菩薩のもとには、いまも人生の開運を願う参詣者が多く訪れます。
【弁慶の力石伝説】
源義経は平家追討の命を受け、讃岐国の屋島に向かいました。その途中、金泉寺に立ち寄り、戦勝開運の祈願をしました。その時、家来の弁慶が持ち上げたのが、この巨石だと伝えられています。
【その他見どころ】
・沙羅双樹
・熊蜂
聖武天皇（在位724-49）勅願より行基が寺を建立し「金光明寺」と命名しました。そのころの本尊は高さ約91センチの釈迦如来像でした。行基はこの像の両脇に阿弥陀如来や薬師如来を置き、開基したといいます。弘仁年間（810-24）になって弘法大師が四国を巡教した際、日照りに苦しむ村人たちのために井戸を掘りました。すると霊水が湧き出たため「長寿をもたらす黄金の井戸」と言われるように。このことから寺名を「金泉寺」と改めました。その後、亀山天皇（在位1259-74）が出家すると、弘法大師を篤く信仰しました。天皇は各地の霊跡を巡拝し、金泉寺にもしばらく滞在したといいます。
その間に、京都の三十三間堂に倣ならったお堂が建立され、1,000もの観音像が祀られました。また、背後の山を「亀山」と命名し、山号も「亀光山」と改めました。この堂舎には経蔵がおかれ、学僧たちで賑わったといいます。以来、金泉寺は皇室との縁が深く、長慶天皇（在位1368-83）のお墓も本堂裏にあります。また『源平盛衰記』によると、源平合戦（1185）のおり源義経が屋島に向かう途中に金泉寺に立ち寄り、戦勝開運の祈願をしました。本堂の左手にある慈母観音子安大師は義経の祈願所です。また、境内西隣にある弁慶石も義経の祈願所の一つです。義経が弁慶の力試しに持ち上げさせたと伝えられています。
すこやかに育てと願う親心の観音菩薩のもとには、いまも人生の開運を願う参詣者が多く訪れます。
【弁慶の力石伝説】
源義経は平家追討の命を受け、讃岐国の屋島に向かいました。その途中、金泉寺に立ち寄り、戦勝開運の祈願をしました。その時、家来の弁慶が持ち上げたのが、この巨石だと伝えられています。
【その他見どころ】
・沙羅双樹
・熊蜂
- エリア
- 徳島県東部
- カテゴリ
- 八十八ヶ所霊場（遍路寺）
| 住所 | 〒779-0105 徳島県板野郡板野町大寺字亀山下66 |
|---|---|
| 電話番号 | 088-672-1087 |
| アクセス | 藍住インターチェンジから、県道1号線を板野町方面へ進み、次に県道12号線を鳴門市方面、県道1号線へ。走っていると標識が現れるのでその通りに進んでいきます。 |
| 駐車場 | 普通14台・大型3台 |
| 駐車場代 | 無料 |
