三好市の有形文化財に指定される「平家屋敷民俗資料館」。
慶応3年(1867年)に建築された茅葺屋根の母屋と土蔵が当時の趣のまま、保存されています。
現在、母屋は民俗資料館となっています。中の囲炉裏部屋では今も毎日火が焚かれており、200年近くもの歳月により生み出された合掌造りの屋根裏の黒艶をご覧いただけます。
庭には、樹齢約800年にもなるキンモクセイやギンモクセイの名木が植わっており、歴史の重みを感じることができます。
山の中に静かに佇む空間で、四季折々の自然の美しさとともに、久遠の響きを感じながらゆっくりとした時間を過ごすことができます。
【平家屋敷当主の由来】
当主の祖先である堀川内記は、安徳帝の御典医として治承~養和~寿永の頃まで宮中に仕えたが、平家の都落ちの折、安徳帝を供奉して屋島に逃げのびました。
平家滅亡の後、残党と共に祖谷に入山した堀川内記は、祖谷の山野に薬草が豊富なことに驚き、深山を散策して秘薬を採取していたとのこと。当地では、こうして医業を庶民に施こしながら、神官も兼ねていたといわれています。
後年、蜂須賀公の阿波入国の時は反旗を翻して戦い、負傷者の治療に当ったといわれます。祖谷軍が敗れ、堀川家も罰せられましたが、後に赦されて当地西岡の名主となり姓を西岡と改め、西岡家代々として今日に至ります。現在当主は第20代となります。
慶応3年(1867年)に建築された茅葺屋根の母屋と土蔵が当時の趣のまま、保存されています。
現在、母屋は民俗資料館となっています。中の囲炉裏部屋では今も毎日火が焚かれており、200年近くもの歳月により生み出された合掌造りの屋根裏の黒艶をご覧いただけます。
庭には、樹齢約800年にもなるキンモクセイやギンモクセイの名木が植わっており、歴史の重みを感じることができます。
山の中に静かに佇む空間で、四季折々の自然の美しさとともに、久遠の響きを感じながらゆっくりとした時間を過ごすことができます。
【平家屋敷当主の由来】
当主の祖先である堀川内記は、安徳帝の御典医として治承~養和~寿永の頃まで宮中に仕えたが、平家の都落ちの折、安徳帝を供奉して屋島に逃げのびました。
平家滅亡の後、残党と共に祖谷に入山した堀川内記は、祖谷の山野に薬草が豊富なことに驚き、深山を散策して秘薬を採取していたとのこと。当地では、こうして医業を庶民に施こしながら、神官も兼ねていたといわれています。
後年、蜂須賀公の阿波入国の時は反旗を翻して戦い、負傷者の治療に当ったといわれます。祖谷軍が敗れ、堀川家も罰せられましたが、後に赦されて当地西岡の名主となり姓を西岡と改め、西岡家代々として今日に至ります。現在当主は第20代となります。
住所 | 〒778-0105 徳島県三好市西祖谷山村西岡46 |
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電話番号 | 0883-84-1408(平家屋敷民俗資料館) |
営業時間 | 3月~11月:9時00分~17時00分 12月~2月:9時00分~16時00分 |
休業日 | 年中無休 ※臨時休業あり。最新の情報は、公式サイトまたはInstagramをご覧ください。 |
料金 | 一般(中学生以上)500円 小人(小学生)300円 ※20名以上の団体 一般(中学生以上)450円 小人(小学生)270円 |
アクセス | JR大歩危駅より高知方面へ車で約10分 関西、関東方面からは徳島自動車道「井川池田IC」から高知方面へ車で約40分 高知方面からは高知自動車道「大豊IC」からへ車で約30分 ➤付近の観光スポット ・舟下り大歩危まんなか 車で15分 ・かずら橋 車で15分 ・祖谷温泉 車で20分 ・秘境の湯 車で10分 ・ラピス大歩危 車で15分 |
駐車場 | 普通車45台 大型バス2台 |