受け継がれる伝統の技術と熟練の技が光る、土佐の逸品
土佐打刃物発祥の地、高知県香美市土佐山田町を中心とした高知県東部から中部で製造されている「土佐打刃物」は、400年以上の歴史を持つ高知県が誇る伝統工芸品です。昔から林業が盛んだった高知県では山林伐採用の刃物製造が行われており、鎌倉時代に伝わった刀鍛冶の技術が山林用刃物鍛冶に影響して生まれました。土佐打刃物最大の特徴は「自由鋳造」で、用途や目的にあわせて一つ一つ熟練の鍛冶職人の手により鍛錬、成形され、どんな形でも使い手の要望に応じてつくることができるそう。包丁やナイフ、鎌、なた、斧や鍬など、農林業用から家庭用まで多種多様な刃物がつくられており、熟練の技でつくられた土佐打刃物は、切れ味抜群で丈夫で長持ち。使い勝手もよく愛用者は日本全国に広がります。自分だけの刃物を探しに訪れてみてはいかがでしょうか。伝統の技が受け継がれている土佐打刃物は、1998年に経済産業省の伝統的工芸品に指定されました。
住所 | 〒782-0052 高知県香美市土佐山田町上改田109 |
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電話番号 | 0887-52-0467(土佐打刃物流通センター) |
アクセス | ※土佐刃物流通センターまで ・南国自動車道南国ICから土佐山田方面へ車で約4分 ・高知空港から車で約15分 |
備考 | 土佐刃物流通センターhttps://www.tosahamono.or.jp/ |