香川県東かがわ市(旧白鳥町)で生産される「てぶくろ」は、国内の手袋生産量の約9割を占め、同市は「手袋王国」として知られています。地域で生産される手袋は、明治時代から続く長い歴史と伝統があり、高品質であることから、国内外で高い評価を得ています。特に、スポーツ選手用のオーダーメイド手袋が有名です。地域には、手袋産業の歴史を学べる資料館や手袋をアートとしたギャラリー、手袋神社などがあり、手袋づくりの盛んな様子が伺えます。2014年には、「香川手袋」ブランドを立ち上げ、伝統と革新を融合させた新しい手袋作りにも力を入れています。