徳島県鳴門市大麻町発祥で、約230年の歴史を持つ徳島県を代表する伝統な陶器である「大谷焼」。阿波藍染用などの水がめや大鉢など、大ものづくりが有名。原材料に鉄分を多く含んだ土を使い、そのかすかな金属光沢や素朴でざらりとした独特の風合いが特徴です。また、大きな甕などを制作する際に、職人が寝転がって足でロクロを回すことから名付けられた「寝ろくろ」と呼ばれる成形技法も唯一無二。近年では、茶碗や湯呑みなど、日用品から芸術作品まで従来のイメージにとらわれないものまで幅広く作られおり、素朴な陶器として人気を博しています。国の伝統的工芸品に指定されています。
住所 | 徳島県鳴門市大麻町大谷 |
---|---|
電話番号 | 088-689-0204(大谷焼陶業協会(大麻町商工会内)) |