■写経…本来はお経を書き写し仏教を広めることが修行とされ、信仰の行為として行われてきました。一文字一文字丁寧に書き写すことで、気持ちが集中し脳が活性化するといわれています。
■坐禅…姿勢を正し、ゆっくり息を吐くことを意識しながら精神統一を行います。呼吸を意識することで雑念を取り払い、心を落ち着けることを目的とします。
■朝勤行…毎朝、本堂で行われるお勤め。静けさの中、本堂に読経の声が響き渡り、その空間にいるだけで気持ちが引き締まるのを感じます。宿坊宿泊ならではの貴重な体験ができます。
■精進料理…自分が生きていくために動物の命を殺生しないという仏教の教えがあり、野菜や豆類を中心とした食事が用意されます。旬の食材を多く使い、美味しくいただけるよう時間と手間をかけた料理は体に優しく、遍路の歩き疲れも忘れてしまいそう。