必食!地元民が愛してやまないご当地グルメ(麺類編)

あなたはどの麺が好み?

つるつるモチモチの触感が魅力の讃岐うどんに、ワイルドなくらいこってりな徳島ラーメン、あぁ、野菜たっぷりな優しい八幡ちゃんぽんも捨てがたい。四国を代表する麺たちが、あなたをお待ちしています。水不足になりやすい四国だからこそ根付いた小麦粉文化の代表麺を是非どうぞ。

徳島ラーメン(徳島県)

見た目のインパクト大!食べたらやみつきになるラーメン
深みがありクセになるスープ、甘辛く煮込んだ柔らかい豚バラ肉にお好みで生卵をトッピング・・・ガッツリ系が好きな人にはたまらない徳島のご当地麺。スープは大きく分けて、茶・白・黄の3種類。濃口醤油やたまり醤油で味付けした「茶系」、いわゆる“とんこつ”の「白系」、鶏がらや野菜などを使いマイルドな「黄系」と、いずれも豚骨ベースで濃厚。生卵を落として食べる独特のスタイルで、濃厚なスープにも良く合います。チャーシューの代わりとなるトッピングの豚バラ肉は、しっかりと味がついているのでごはんの上に乗せて食べるのもおすすめです。県内各地で見かける徳島ラーメンの暖簾。ぜひ店ごとのこだわりの味を食べ比べてみてください。

讃岐うどん(香川県)

香川といえば「うどん」!!全国知名度は四国ナンバーワン!?
つるっと喉ごしよく、噛むごとにもちもちしたコシの強さを感じる「讃岐うどん」。ます。ベーシックなかけうどんから、麺に生醤油をかけるだけの生醤油うどん、釜揚げの麺に卵をからめ生醤油をかける釜玉うどんなど食べ方はさまざま。天ぷらなどの相性抜群のサイドメニューも欠かせません。うどんのだしを使ったおでんが置いてあるのも、香川では当たり前。季節に関係なくいつでも食べられるのが特徴です。
地元で人気のセルフタイプの店では、うどんが入った器を受け取ったら自分で麺を湯を通して温め、だしを注いでいただきます。「あつあつ」「ひやあつ」など、麺やだしの温度をお好みで選べるのも楽しみのひとつです。県内には900店ものうどん屋がある(実は、有名ハンバーガー店の店舗数よりも多いのだとか、、、)ので、はしごして自分好みの「うどん」を見つけてください!

八幡浜ちゃんぽん(愛媛県)

野菜たっぷり!ヘルシーな女性の味方
愛媛でちゃんぽんと言えば、鶏がら・鰹・昆布などでだしを取ったあっさり風味の黄金色スープが特徴の「八幡浜ちゃんぽん」。麺は太めのストレートが一般的で、玉ネギ、タケノコ、ニンジンなどたっぷりの野菜と豚肉をピリッとコショウを効かせて炒めた「肉野菜炒め」をたっぷりと乗せていただきます。豚肉と野菜の甘みが凝縮されていながらもあっさりとしたスープは女性にも大人気で、特産品である蒲鉾やじゃこ天などが入っているのもここならでは。八幡浜市には食堂やレストラン・居酒屋など、ちゃんぽんを提供する店が40店舗以上集まっています。魚介類が多めだったり、玉子入りだったりと、お店によってさまざまなスタイルのちゃんぽんがありますよ。

鍋焼きラーメン(高知県)

土鍋で出てくる熱々のラーメン!おもてなしの心をもったご当地ヌードル
高知県須崎市の名物、鍋焼きうどんならぬ「鍋焼きラーメン」。戦後まもない頃、素朴ながらも最後まで熱々のラーメンを楽しんでほしいという店主の願いから生まれ、須崎市独自の食文化として広がりました。鶏ガラ醤油ベースのスープはあっさりとした中にも深いコクがあり、固めの細麺とよく絡んで和む味わい。トッピングは青ネギ・ちくわ・生卵といたってシンプルなもの。お好みのタイミングで卵を崩して食べると、また一味違う味わいになります。最後に残ったスープにご飯を入れ、雑炊のようにして食べるのが通の食べ方。スープの旨味を最後まで楽しむことができます。ぜひ地元で煮え立てのアツアツを味わってみてください。