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渦潮で育った鯛は身がよく引き締まりプリップリ!産卵期である春先は「桜鯛」とも呼ばれ、適度に脂がのってとろける美味しさ。秋には「紅葉鯛」と呼ばれ、より脂がのって甘みが増します。弾力ある食感を味わうにはやっぱり「刺身」がおすすめ。引き締まった身は、コリコリと心地よい食感が特徴。あっさりとした味わいで、食もお酒も進むこと間違いありません。 刺身の他にも、煮付けや焼きでも味わってみてください。生で食べると歯ごたえのある身が、火を通すとしっとりふわふわ。旨味と脂が口いっぱいに広がります。シメには鯛の旨味が凝縮された鯛めしを召し上がれ。
地中海の気候に似た小豆島では明治時代にヨーロッパから輸入したオリーブの苗木を植え、「日本のオリーブ栽培発祥の地」と知られるようになりました。オリーブの塩漬けは文字通り「塩」だけで漬けたシンプルなもの。新鮮なオリーブの果実そのものの風味を楽しむことができ、一粒食べると止まらない美味しさ。ちょうど良い塩加減で脂っこくないため、お酒のアテにもピッタリです。
小魚を皮付きのまますり身にして小判型に揚げた練り物で、愛媛では知らない人はいないほどポピュラーな食べ物です。カルシウム、DHA、EPAなど栄養も満点!スーパーでは味も種類も様々なじゃこ天が並び、居酒屋でも家庭でも大人にも子供にも愛される素朴な逸品です。もちろん、そのまま食べても美味しいですが、火で軽く炙ってみると香ばしさがアップします。揚げたてのじゃこ天に大根おろしを載せて食べてみてください。ついついお酒が進んでしまいます。地元で人気、野菜入りのじゃこ天にパン粉をつけて揚げた「じゃこかつ」も、ぜひご賞味あれ。
高知の王道メニューであるカツオのタタキ。瞬時に燃え上がる藁の炎であぶり、表面は香ばしく中はふわっとジューシーに仕上げた逸品。本来は漁師さんが釣ったばかりのカツオを皮付きのままさっと炙り、塩を振って食べたのがタタキの始まりという説があります。塩のタタキは、鮮度の差がはっきりと味に出るため、ごまかしが効きません。塩だけというシンプルな味だからこそ、新鮮なカツオの旨味が引き立ちます。「焼切り」といって、焼きたての温かいままで食べるのが地元ならではの食べ方。玉ネギ、にんにく、ワサビなどの薬味をのせて一口でどうぞ。醤油ダレで味の違いを楽しむのもよし。釣りたてのカツオが取れる高知でぜひ、お酒と一緒に絶品を味わってください。