【徳島】登山初心者にも人気の「剣山」
四国第2の高峰で、標高は1955m。標高1420mからリフトに乗り、8合目の標高1750mあたりまで登れるので、気軽に登山できる山として人気がある。約15分間乗車するリフトからも、紅葉に色づく山々を望める。山頂は平たんな草原のようになっており、遮るものがないため和歌山や足摺岬など遠方まで見渡すことができる。
【香川】女体山の遍路道を歩いてたどり着く「大窪寺」
四国八十八札所の最後の難所として知られる長尾女体山(標高774m)。昔ながらの遍路道が残り、紅葉を眺めながらお遍路ハイキングが楽しめる。山頂付近には紅葉の名所として有名な88番札所・大窪寺があり、カエデやイチョウが境内を彩る。門前に建つうどんの名店にも立ち寄って、お腹を満たすのもいい。
【愛媛】西日本の最高峰「石鎚山」にチャレンジ
標高1982mを誇る、西日本の最高峰で、天狗岳と南尖峰、弥山をまとめて石鎚山と呼ぶ。10月上旬から山頂付近で紅葉が始まり、山のふもとへと色づきが移り変わる。また弥山山頂は人気のビュースポットで、紅葉した天狗岳や、赤く染まった岩峰が天を突きさすようなダイナミックな光景を見ることができる。
石鎚スカイライン
面河渓と土小屋までをつなぐ約18kmのドライブルート「石鎚スカイライン」。紅葉を楽しみながら天空ドライブが楽しめる。
【高知】四国屈指の名峰「三嶺」
徳島県と高知県にまたがる、標高1864mの高峰。登山口から山頂までは約4時間の道のりで、山頂からは四国山脈を一望できる。10月中旬に紅葉の見ごろを迎え、モミジやダケンカンバの紅葉で山が赤や黄色に染まる。徳島県側からの登山コースが比較的初心者向き。山頂近くにあり「天空の池」と呼ばれる見残池も登山者に人気の見どころ。
【高知】「天狗高原」の森のなかを紅葉ハイク
四国カルストの東にそびえる、標高1485mの天狗高原。高原ふれあいの森 天狗荘を起点にヒノキのチップが敷き詰められた遊歩道が整備されており、森のなかでハイキングを楽しめる。ブナやヒメシャラ、アケボノツツジなど豊かな植生に恵まれ、秋には山全体が鮮やかに染まる。「森林セラピーロード」に認定されており、森林浴で心も体も癒される。