【徳島】遊覧船で「大歩危・小歩危」の紅葉を堪能
吉野川の激流によって2億年もの歳月をかけて造られた渓谷で、太古の奇岩が連なったダイナミックな景観が広がる。大歩危・小歩危の紅葉をゆっくりと満喫するなら遊覧船がおすすめ。奇岩群を覆うように紅葉が彩り、川面から見上げる景色は見事。エメラルドグリーンに輝く川の美しさも間近に見ることができる。
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「四国千年ものがたりまんなか」は、車窓に大歩危・小歩危の紅葉が広がる観光列車。香川県の多度津駅から徳島県の大歩危駅間を運行する。
【香川県】「寒霞渓」をロープウェイで間近に望む
小豆島を代表する景勝地で、日本三大渓谷美のひとつとして数えられる。巨岩がそびえ立つ渓谷の中を進むロープウェイからは、赤や黄色など鮮やかに彩られた紅葉や、その先に広がる瀬戸内海を一度に堪能できる。特に寒霞渓周辺の奇岩に沿った紅葉は見もの。約200万年の時を経て造り出された渓谷と広大な紅葉の景色を楽しんで。
【愛媛】渓谷沿いのドライブルート「別子ライン」
国領川上流で約10kmにわたる渓谷景勝地。ドイツの「ライン川」にあやかって、その名が付けられた。渓谷沿いの国道47号線はドライブコースとして人気で、車窓からは変化に富む巨岩や清流などの美しい景色を眺められる。紅葉のスポットも点在しており、「東洋のマチュピチュ」と呼ばれる産業遺産群を彩る、スケール抜群の秋景色は必見。
【高知】「UFOライン」で天空ドライブ
天空の絶景を楽しめることから「雄峰(転じてUFO)ライン」と呼ばれる町道瓶ヶ森線。標高1300~1700mの尾根沿いを続くドライブルートで、全長は27km。秋になるとウラジロモミジ、ブナ、ミズナラなどが山を染め、年によっては霧氷と紅葉が同時に見られることも。クマザサと白骨林が広がるビュースポット「瓶ヶ森・氷見二千石原」にもぜひ立ち寄りを。目の前に石鎚山を一望できる。