自然の神秘&奇跡に感動!

時間を狙って訪れたいスポットへ

1日に数回しか見られない景色や、冬の早朝にだけ現れる神秘の自然現象など、季節や時間を狙って撮影したい奇跡の1枚をご案内。見られる時間や条件は、事前に確認してから出かけよう。

【徳島】世界最大規模の「鳴門の渦潮」に圧倒!

1日2回発生するダイナミックな自然のショー
徳島県と淡路島の間にある鳴門海峡で発生する渦潮。春と秋の大潮には最大直径20mにも達し、そのスケールは世界最大規模!渦潮を見られるのは、干潮・満潮の前後1時間半で1日2回。鳴門公園にある展望台や海上遊歩道から眺めたり、鳴門海峡近くから出航する観潮船で渦潮に接近しよう。

【香川】小豆島のロマンチックスポット「エンジェルロード」

干潮時にだけ現れる砂の道を手を繋いで渡る
瀬戸内海で2番目に大きな島、小豆島で人気のスポット。1日2回、干潮の前後3時間だけ現れる砂の道で、弁天島から中余島、小余島を介し大余島までを結ぶ。大切な人と手をつないで渡ると願いが叶うと言われ、「恋人の聖地」にもなっている。エンジェルロードに隣接する約束の丘展望台からは全景を見渡せる。

【愛媛】川沿いを一気に流れる霧「肱川あらし」は圧巻

早起きして見たい自然が造り出す神秘現象
秋から冬の朝方に起きる「肱川あらし」は、霧をまとった冷気の強風がうねりを立てながら肱川沿いへ一気に流れ込む自然現象。霧が町をのみ込み、海へと扇状に広がる様子はまさに圧巻。肱川に架かる日本最古の現役道路可動橋「長浜大橋」が彩りを添える。展望台から撮影できるので、世界的にも珍しい神秘現象を写真に収めよう。

【高知】見れたら幸せになれる?「だるま夕日」

冷え込みの厳しい冬の夕方に現れる
水平線と夕日が溶け合うシルエットがだるまのように見える蜃気楼現象の一種で、高知の冬の風物詩。気温や天気など、条件がそろったときだけ見られるため、秋から冬のシーズン中に出現するのは20回程度といわれている。高知県には宿毛や室戸などでだるま夕日スポットが観賞でき、だるま朝日が見られるポイントも点在する。