村上義弘供養塔

むらかみよしひろくようとう
しまなみ海道随一の展望と名高い亀老山展望公園が山頂にある亀老山の中腹にある宝篋印塔は、南北朝後期の作で、塔の地下にある経筒に「為村上義弘作」という銘があったため、義弘の供養塔として認定されたと伝わる。
塔の正面に向かって右側の格座間には、生前に一族の力を結集してこの塔を造ったという意味である「逆修證結集敬白」の文字が刻まれている。
この塔の右に建つ石柱には、正面に「前金吾判官村上三郎左衛門尉義弘公廟」、裏側には安政四丁巳五月吉日、願主「本庄村毛利暉良」、右側には「施主桜井村 村上建之」と刻銘されていることから、安政4年(1857)、毛利暉良らによって、この地に安置されたものと思われる。
宝篋印塔の隣には、島四国34番札所である妙法堂がある。
エリア
今治市周辺
カテゴリ
歴史
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住所 愛媛県今治市吉海町南浦487-4
電話番号 0897-84-2111(今治市役所 吉海支所 住民サービス課)