笠置峠古墳

かさぎとうげこふん
宇和盆地を見下ろす権力の象徴
4世紀初期に築造されたと推測される四国西南地域最古の前方後円墳。宇和盆地一帯を治めた首長を埋葬したとされる古墳で、標高の412mの高地にある。通常の前方後円墳とは違い、「しゃもじ形」をした珍しい形が特徴で、古墳の全長は東西約45m。出土品から、埋葬後に古墳上で飲食を伴う祀りが行われたことが分かり、死者と共に飲食をすることで、死者の持つ徳や威信、財を継承しようとしたと考えられている。
エリア
八幡浜市周辺
カテゴリ
文化財・史跡
フォトツアーを見る
住所 愛媛県西予市宇和町岩木
電話番号 0894-62-6416(西予市教育委員会 スポーツ・文化課)
駐車場 なし