「日本遺産 四国霊場第31番竹林寺 多言語整備事業」が完成しました。

 高知市の四国霊場第三十一番札所五台山竹林寺は、重要文化財の本堂、書院や文殊菩薩および侍者像を始めとする歴史的な文化財を保持してきました。
 そして今、最先端のデジタル技術を活用することで、大切に守られてきた文化、文化財を保存、保護しながら、その奥深い魅力を正確に、詳細に情報発信することが可能になっています。
 今回の事業は、高精細デジタル技術による文化財の記録だけではなく、多言語(日本語、英語、中国語、韓国語、スペイン語)で解説し、最先端技術で情報発信を行うために実施され、このたび完成を見、公開されました。
 
 下記に掲載しているステッカーのQRコードを読み込んでいただくと、どなたでもどこでも、直感的でわかりやすい画像、映像、正確な歴史、伝統文化等の情報を5カ国語で閲覧でき、ドローンや、360°超高精細(70K)で撮影された映像、3D画像など色々なコンテンツを高度なデジタル映像技術、VRによりひとつの「拡張3Dマップ」とし、五台山竹林寺を、バーチャルに体験することができます。
 
 また、直接竹林寺を訪ねていただければ、接待所、納経所に設置された最新の65インチと22インチのスマートサイネージで、5カ国語でのインタラクティブな説明機能を楽しみ、正確な文化財情報、歴史知識に触れることも可能です。
 
 QRコードを読みとり、文化財の詳細情報に触れ、地域と文化への多様なアプローチを、ぜひ体験してください。
 
※この事業は 文化庁の令和3年度 文化資源活用事業費補助金(文化財多言語解説整備事業)による交付を受け、竹林寺が実施したものです。
 
(本件に係るお問合せ先)
竹林寺 088-882-3085