2021年07月20日
日本観光振興協会では、令和元年度より
「公共交通機関を活用した日本遺産体験周遊ツーリズム事業」を実施しています。
文化庁による日本遺産事業は
各地に点在する貴重な文化財を、点での保護から物語化による活用に向けて展開が行われており
平成29年度の事業開始以降、現在約100箇所(件)の物語が認定され活用に向けて推進が行われています。
一方で日本遺産に対する文化庁の調査によると、その認知度が低いことも示唆されており、
文化財を含む物語の観光コンテンツ化とともに認知拡大に向けた取り組みも同時に図る必要があります。
本事業においては、日本遺産(文化財)を観光コンテンツとして活用し、
物語(ストーリー)に沿って効率良く周遊できる仕組み・モデルルートの構築、商品化を行います。
また周遊のために地域交通と連携し、地域全体で観光振興を図ることを目的としています。