平和と友好の歴史、自然と芸術に触れる修学旅行

【プログラムの概要・目的】
鳴門市はユネスコ「世界の記憶」（板東俘虜収容所関連資料）、世界遺産（鳴門海峡の渦潮、四国遍路）への登録を目指しています。世界遺産を目指すまち「鳴門」で、SDGｓ（持続可能な開発目標）に則した学習をしてみませんか？
《平和学習》第一次世界大戦の知られざる秘話
1918年、板東俘虜収容所でドイツ兵捕虜によって、ベートーヴェン「第九」交響曲がアジアで初めて全曲演奏されました。初演の背景には、松江豊寿所長の捕虜に対する人道的な処遇や、地元民との国境を越えた心温まる交流など、「第九」が持つ人類愛の精神を体現した史実がありました。その貴重な資料を基に、ドイツ館の職員や地元ボランティアガイドが解説し、日本の国際化が急速に進む中、国際平和や人権について考える機会を提供します。

【プログラムの流れ】
「平和学習」「感性を磨く」「体験学習」から組み合わせ可能です。
《平和学習》ドイツ館（60分）、板東俘虜収容所跡・ドイツ兵の慰霊碑（30分）、ドイツ橋・めがね橋、賀川豊彦記念館を見学
《感性を磨く》大塚国際美術館、渦の道、大鳴門橋架橋記念館エディ
《体験学習》大谷焼作陶体験、農業・漁業体験（いちご狩りなど）
　※平和学習用の教材サポート

プログラムの所要時間：90分～3時間
開催時期:通年
開催最少人数：学校単位
開催最大人数：240人（80人×3班）
金額：400円～