日本一の凧あげ体験

【プログラムの概要・目的】
今から約400年前の江戸時代に凧あげは縁起物として全国各地で流行しました。風が少ない地形の小田川周辺(旧五十崎町地区)でも上手に凧があがるように研究を重ね凧を軽くした結果、内子町の凧は「日本一あがりやすい凧」と呼ばれるようになりました。江戸時代から現代に至るまで脈々と受け継がれ、毎年5月5日に行われる凧のお祭り「いかざき大凧合戦」は愛媛県の無形民俗文化財に指定されております。高級竹細工にも使用される、希少価値が高い内子町産天然伊予竹から、凧づくりの職人が全て手作業で加工した竹ひごと、内子町に拠点を置く和紙漉き工場で作られた経済産業大臣指定伝統的工芸品である大洲和紙を使用しておりますので、和紙漉きと竹細工という日本古来の伝統的産業を学んでいただきながら、そこから生まれる伝統的玩具を体験することで江戸時代の生活の様子を追体験できるプログラムとなっております。無形民俗文化財や伝統的工芸品を受け継いでいくことの大切さを内子町の凧あげを通して学び、自分たちが住む町の歴史や文化に興味を持ちシビックプライドを高めていく効果があります。

【プログラムの流れ】
◎凧作り体験
 ・凧の組み立て ・絵付け
◎凧あげ体験
 五十崎凧博物館見学
 (ガイド付:海外と全国から収集した凧の解説、凧の歴史について、いかざき大凧合戦および五十崎凧の説明を行い各地に残る伝統・文化・歴史について学んでいただきます。)
 ※凧はお土産としてお持ち帰りいただけます。


プログラムの所要時間:応相談(1時間30分~3時間で調整できます)
開催時期:通年
開催最少人数:1名
開催最大人数:20名
金額:2,000円~3,000円
おすすめ・注目ポイント
江戸時代に禁止令が発令されるほど大人気だった遊びである凧あげを当時の姿のまま楽しむことができる歴史体験プログラムであり、地産地消や伝統産業にふれることでシビックプライドの向上に繋がることが期待されます。

SDGsの目標

  • 9.産業と技術革新の基盤をつくろう
  • 12.つくる責任 つかう責任
  • 15.陸の豊かさも守ろう
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住所 愛媛県喜多郡内子町五十崎甲1437
電話番号 0893-44-5200(五十崎凧博物館)
お問合せ先五十崎凧博物館
担当者名大角 昂平
メールアドレスtakohaku@town.uchiko.ehime.jp