【小豆島について】
瀬戸内海で2番目に大きな島・香川県小豆島は、
近年「持続可能な観光」分野の先進地として国内外からの注目を集めています。
小豆島を構成する2つの町――土庄町と小豆島町。
なぜ2つの町はいま「持続可能な観光」に取り組むことを決めたのでしょうか。
【人口減少とオーバーツーリズムによる「持続可能性」の危機】
かつて戦後すぐには50,000人以上の人々が暮らしていた小豆島。
しかし現在の人口は2024年10月時点で約25,000人。
10年後には約18,500人にまで減少する予想となっており、
人口減少・人材不足による島自体の「持続可能性」が問われています。
また、3年に1度開催される瀬戸内国際芸術祭の影響で、国内外の観光客が増加し、
2019年開催時にはオーバーツーリズムの兆しが顕著に。
これらの背景を踏まえ、小豆島が「観光により消費される島」ではなく、「観光により持続できる島」となるべく、
コロナ禍を契機に2つの町がともに手を取り、「持続可能な島づくり」に向かって舵を切りました。
【国際認証「グリーンデスティネーションズ・アワード」への挑戦】
小豆島が「持続可能な観光」に取り組んでいることを国内外の観光客に認知してもらうべく、
2024年9月、小豆島観光協会・土庄町・小豆島町の三者は、オランダに本部のある国際認証団体「GreenDestinations」が主催する「グリーンデスティネーションズ・アワード」に挑戦し、観光地の持続可能性を測る指標・全84項目の審査を受け、
その結果、見事「シルバー・アワード」を受賞しました。
複数の自治体が協同で申請しアワードを受賞するのは国内初の事例です。
【持続可能な島づくりに向けた取り組み事例】
これまで小豆島で取り組んできた「持続可能な観光」に関する事例を一部紹介します。
・島内イベントにおける10種分別エコステーション設置
・島内事業者・行政職員を対象とした「GSTC研修」の開催(計3回)
・島内事業者向け「持続可能な観光貢献事業支援補助金」の制定
・観光に配慮したLIMEX観光PR袋作成
・サステナブルな取り組みについて紹介した観光パンフレット作成
・海ゴミ問題の啓発を目的とした持続可能な観光PR動画作成
・中山千枚田における地域住民ガイドの養成
・ユニバーサルツーリズムの推進に向けたビーチイベントの開催
【これまでの歩み】
・2021年 小豆島町が「日本版持続可能な観光ガイドラインモデル事業」モデル地区に採択
・2021年 小豆島町が「2021年版世界の持続可能な観光地Top100選」に選出
・2022年 土庄町「日本版持続可能な観光ガイドラインモデル事業」モデル地区に採択
・2022年 小豆島町が「2022年版世界の持続可能な観光地Top100選」に選出
・2023年 土庄町が「日本版持続可能な観光ガイドライン(JSTS-D)」ロゴマーク取得
・2023年 島内に複数存在した観光窓口を小豆島観光協会に一本化
・2024年 持続可能な観光に取り組むことを明記した[小豆島観光ビジョン」を策定
・2024年 小豆島町が「日本版持続可能な観光ガイドライン(JSTS-D)」ロゴマーク取得
・2024年 Green Destinationsアワードにて、小豆島が「シルバーアワード」を受賞
【終わりに】
持続可能な島づくりを目指して歩み始めた小豆島ですが、課題はまだまだ山積しています。
これらの課題を一つ一つクリアしていくためには、地域住民をはじめ観光客や旅行会社の皆様の力が必要です。
持続可能な島づくりに向け、今後も皆様のご理解・ご協力を宜しくお願いいたします。
瀬戸内海で2番目に大きな島・香川県小豆島は、
近年「持続可能な観光」分野の先進地として国内外からの注目を集めています。
小豆島を構成する2つの町――土庄町と小豆島町。
なぜ2つの町はいま「持続可能な観光」に取り組むことを決めたのでしょうか。
【人口減少とオーバーツーリズムによる「持続可能性」の危機】
かつて戦後すぐには50,000人以上の人々が暮らしていた小豆島。
しかし現在の人口は2024年10月時点で約25,000人。
10年後には約18,500人にまで減少する予想となっており、
人口減少・人材不足による島自体の「持続可能性」が問われています。
また、3年に1度開催される瀬戸内国際芸術祭の影響で、国内外の観光客が増加し、
2019年開催時にはオーバーツーリズムの兆しが顕著に。
これらの背景を踏まえ、小豆島が「観光により消費される島」ではなく、「観光により持続できる島」となるべく、
コロナ禍を契機に2つの町がともに手を取り、「持続可能な島づくり」に向かって舵を切りました。
【国際認証「グリーンデスティネーションズ・アワード」への挑戦】
小豆島が「持続可能な観光」に取り組んでいることを国内外の観光客に認知してもらうべく、
2024年9月、小豆島観光協会・土庄町・小豆島町の三者は、オランダに本部のある国際認証団体「GreenDestinations」が主催する「グリーンデスティネーションズ・アワード」に挑戦し、観光地の持続可能性を測る指標・全84項目の審査を受け、
その結果、見事「シルバー・アワード」を受賞しました。
複数の自治体が協同で申請しアワードを受賞するのは国内初の事例です。
【持続可能な島づくりに向けた取り組み事例】
これまで小豆島で取り組んできた「持続可能な観光」に関する事例を一部紹介します。
・島内イベントにおける10種分別エコステーション設置
・島内事業者・行政職員を対象とした「GSTC研修」の開催(計3回)
・島内事業者向け「持続可能な観光貢献事業支援補助金」の制定
・観光に配慮したLIMEX観光PR袋作成
・サステナブルな取り組みについて紹介した観光パンフレット作成
・海ゴミ問題の啓発を目的とした持続可能な観光PR動画作成
・中山千枚田における地域住民ガイドの養成
・ユニバーサルツーリズムの推進に向けたビーチイベントの開催
【これまでの歩み】
・2021年 小豆島町が「日本版持続可能な観光ガイドラインモデル事業」モデル地区に採択
・2021年 小豆島町が「2021年版世界の持続可能な観光地Top100選」に選出
・2022年 土庄町「日本版持続可能な観光ガイドラインモデル事業」モデル地区に採択
・2022年 小豆島町が「2022年版世界の持続可能な観光地Top100選」に選出
・2023年 土庄町が「日本版持続可能な観光ガイドライン(JSTS-D)」ロゴマーク取得
・2023年 島内に複数存在した観光窓口を小豆島観光協会に一本化
・2024年 持続可能な観光に取り組むことを明記した[小豆島観光ビジョン」を策定
・2024年 小豆島町が「日本版持続可能な観光ガイドライン(JSTS-D)」ロゴマーク取得
・2024年 Green Destinationsアワードにて、小豆島が「シルバーアワード」を受賞
【終わりに】
持続可能な島づくりを目指して歩み始めた小豆島ですが、課題はまだまだ山積しています。
これらの課題を一つ一つクリアしていくためには、地域住民をはじめ観光客や旅行会社の皆様の力が必要です。
持続可能な島づくりに向け、今後も皆様のご理解・ご協力を宜しくお願いいたします。
- エリア
- 香川県小豆島
住所 | 香川県小豆郡小豆島町西村甲1896-1 オリーブナビ小豆島 |
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電話番号 | 0879-82-1775 |
お問合せ先 | (一社)小豆島観光協会 |
担当者名 | 松田美夜日 |
メールアドレス | pr@shodoshima.or.jp |