「日本の棚田百選」に選ばれている中山千枚田。
農村歌舞伎など地域文化の基軸となっているこの美しい棚田は、担い手不足により、荒廃田が増加し、景観保全や伝統文化継承の危機に直面していました。
中山千枚田の将来を危惧した地域住民は、行政と連携し、「中山棚田協議会」を発足させ、棚田の現状調査や国内外の大学生による農業体験プログラムの受入など、関係人口を増やしながら棚田を中心とした持続可能な地域社会を目指し保全活動を行ってきました。協議会や地域住民の努力の結果、現在でも一定の景観と棚田の機能が保たれています。
近年では、映画のロケ地となったことをきっかけに伝統行事の「虫送り」が復活。瀬戸内国際芸術祭により、国内外から多くの観光客が訪れるようになり活気に溢れています。また、観光客が耕作地等に入らないよう案内看板を設置するなど、そこに暮らす人々の生活と観光の間にお互いを思いやる一定の距離が芽生え、観光の賑わいを維持しながら、地域の景観や文化を守っています。
住民の中山千枚田を思う気持ちが地域と行政を団結させ、そこに観光という外からの視線が加わることで中山千枚田の希少性や価値が改めて見出されました。
農村歌舞伎など地域文化の基軸となっているこの美しい棚田は、担い手不足により、荒廃田が増加し、景観保全や伝統文化継承の危機に直面していました。
中山千枚田の将来を危惧した地域住民は、行政と連携し、「中山棚田協議会」を発足させ、棚田の現状調査や国内外の大学生による農業体験プログラムの受入など、関係人口を増やしながら棚田を中心とした持続可能な地域社会を目指し保全活動を行ってきました。協議会や地域住民の努力の結果、現在でも一定の景観と棚田の機能が保たれています。
近年では、映画のロケ地となったことをきっかけに伝統行事の「虫送り」が復活。瀬戸内国際芸術祭により、国内外から多くの観光客が訪れるようになり活気に溢れています。また、観光客が耕作地等に入らないよう案内看板を設置するなど、そこに暮らす人々の生活と観光の間にお互いを思いやる一定の距離が芽生え、観光の賑わいを維持しながら、地域の景観や文化を守っています。
住民の中山千枚田を思う気持ちが地域と行政を団結させ、そこに観光という外からの視線が加わることで中山千枚田の希少性や価値が改めて見出されました。
- エリア
- 香川県小豆島
- カテゴリ
- 文化的サステナビリティ
- 環境のサステナビリティ
住所 | 〒761-4492 香川県小豆郡小豆島町片城甲44-95 |
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電話番号 | 0879-82-7021(小豆島町商工観光課) |
お問合せ先 | 小豆島町商工観光課 |
担当者名 | 主任主事 片岡 琴未 |
メールアドレス | olive-shoko@town.shodoshima.lg.jp |