踊り子たちと会場の熱をさらに引き立てるのが、“これぞ阿波おどり”と言わしめる「ぞめき」(いわゆる阿波おどりのお囃子)の主旋律を奏でる「鳴り物」です。
軽快な二拍子のリズムで、チャンッ・カッ・カッ……と高く繰り返し響き渡りリズムをリードする鉦(かね)、メロディを奏でる篠笛、腹の底に響く大太鼓や日本の風情を感じさせる三味線など、多彩な和楽器が絶妙なアンサンブルを奏でます。
これらに合わせて「やっとさー!やっとさー!」という掛け声が入れば、唯一無二の完璧な阿波おどりの空間が完成します。
鳴り物の響きが座席や地面を通して全身に伝わってくる臨場感、白熱する掛け声は、本場・徳島の現地でしか味わえない格別の体験です。是非、この夏は現地で体感してみてください。
「夏の本番には行けないけれど、阿波おどりを見てみたい!」という方におすすめなのが、徳島市のシンボル・眉山(びざん)のふもとにある「阿波おどり会館」です。
ここでは一年を通して、阿波おどりの実演を楽しむことができます。専属連や有名連による迫力のステージはもちろん、踊り方のレクチャーを受けた後、実際に踊り手と一緒に輪になって踊る体験コーナーも大人気です。また、歴史を学べるミュージアムや、徳島の特産品が揃うショップも充実しており、阿波おどりの魅力を多角的に深く知ることができます。
また、秋には「秋の阿波おどり」も開催されます。「暑い夏はちょっと…」「夏のチケットが取れなかった…」といった方は、是非涼しくなった秋に徳島にお越しください!!