うどんだけじゃない!?香川のご当地グルメ・骨付鳥徹底解剖!歴史から美味しい食べ方までご紹介!

香川県が生んだワイルドなご当地グルメ・骨付鳥。その味は一度食べたらやみつきになること間違いなし!今やうどんに次いで香川を代表する名物のひとつとなった、骨付鳥の歴史や美味しい食べ方などを紹介します。

骨付鳥の歴史は映画のワンシーンから始まった?その魅力を紹介!

骨付鳥の発祥は香川県丸亀市。飲食店を営む夫婦がある日、観ていた映画のなかで豪快に”骨がついたままの鶏肉”にかぶりつく姿に衝撃を受けたのがきっかけとのこと。
その豪快さと美味しさを実現すべく、スパイスや調理方法の研究を重ねて完成したものが今では、香川県民のソウルフードとなったのです。
だからこそ、骨付鳥はそのワイルドな見た目が魅力のひとつ。鶏もも肉が一本丸ごと焼かれ、秘伝のにんにく風味スパイスの香りとパリパリの皮、噛むたびにじゅわーっと溢れる肉汁は、一度食べたらやみつきになること間違いなし。そんな骨付鳥を豪快に頬張ってみてください!

骨付鳥の食べ比べが楽しい!選べる親どりと若どりの二つの味わい

骨付鳥には、味・食べ応えの違う「親どり(おや)」「若どり(ひな)」という2種類があるんです。
「親どり」はしっかりとした噛みごたえが特徴。噛むほどに味わい深い旨味が染み出し、通には外せない逸品です。
一方、「若どり」は柔らかい食感が特徴。一口噛めば肉汁が溢れ出すジューシーな若どりは、年齢問わず愛されています。同じ骨付鳥といっても違った味わいを堪能できる2品。香川を訪れた際はぜひ2種類を食べ比べてみてください!

骨付鳥の美味しい食べ方

まずは手に持って豪快にかぶりつくのが一番。滴る肉汁も余すことなく一緒に口に入れることで、一層濃厚な旨味を感じられます!
そして骨付鳥のもう一つの主役とも言えるのが肉から溢れ出た「金の油」!骨付鳥を食べた後のお皿には、鶏から出た旨みたっぷりの油が溜まっています。一緒に添えられているキャベツに油を絡めたり、締めでおにぎりを注文して油に浸して食べるのが骨付鳥の通な楽しみ方。鶏の旨みが染み込んだ絶品のキャベツ・ご飯は、一口、また一口と手が止まらなくなるでしょう。

骨付鳥と楽しむ、最高のお酒のペアリング

そのスパイシーな味わいから、骨付鳥はどんなお酒とも相性が良いのが特徴です。
定番のビールは、にんにくを効かせたスパイシーな風味が口いっぱいに広がった瞬間に、ビールの爽快なのどごしがすべてをまとめて流し込んでくれます。その瞬間の幸福感は、まさに格別!
そして実は相性抜群なのが日本酒。骨付鳥の濃厚な味わいには、香川県の地酒や、四国の純米酒や吟醸酒などの淡麗辛口な日本酒がよく合います。キレのある日本酒が、骨付鳥の脂をすっきりと流し、お互いの良さを引き立ててくれる楽しみがあります♪様々なお酒とも合う料理なので、ぜひベストなペアリングを探してみてください!

骨付鳥が食べられるお店

香川県を訪れたなら、外せないご当地グルメ骨付鳥。骨付鳥の元祖として知られる「骨付鳥一鶴」はもちろん、県内では数多くの店が骨付鳥を提供しています。
高松駅や丸亀駅の近く、商店街や街中の居酒屋でも提供されているので、観光はもちろん、ライブや出張などの帰りの一杯のお供にいかがでしょうか?

➤骨付鳥の本場、丸亀市内でお店を探す
(外部サイト:丸亀市観光協会)

旅の思い出を持ち帰る!骨付鳥はお土産にもぴったり!

お店で食べる熱々のできたてはもちろん最高ですが、実はお土産としても大人気。
骨付鳥の専門店だけでなく、スーパーやお土産店でも、真空パックされたものが販売されているので、持ち帰って温めるだけで本格的な味を楽しめます。
また、骨付鳥のスパイシーな味わいを楽しめるスナック菓子などもあるので、ぜひお土産さんで併せてチェックしてみてください♪