訪れるべき四国を代表する海と山と川をEバイクで巡る旅(5泊6日)

四国を代表する海と山と川のそれぞれ違った自然の魅力と人々の生活を訪ねてEバイクで巡る旅です。橋が架かった今、船に乗って海賊が住んでいた瀬戸内海の昔を振り返り、霊峰として信仰を集める西日本一高い石鎚山で日本人の精神性に触れ、水の恵みを集めて流れる奇跡の清流仁淀川で人々との交流を体験します。

●ハイライト
・海の神様「大山祇神社」と山の神様「石鎚神社」で旅の安全祈願をします。
・島々の間をまるで渓谷の急流のような潮流をかき分け進む乗船体験をします。
・獲得標高差900mの石鎚スカイラインをEバイクでヒルクライムに挑戦します。
・四国山脈の尾根、天空のパノラマルートUFOラインをサイクリングします。
・仁淀ブルーで国内外から注目を集める奇跡の清流「仁淀川」をSUPで川下りします。

●メインアクティビティ
・Eバイクでのサイクリング(一部SUPでの川下り)

●実施期間
・4月~11月

●難易度
・中程度

1日目

<午後>
「道後Hakuro」に集合

<夕食>お茶屋「華ひめ楼」
お茶屋で芸妓とお座敷遊びで日本酒と和食を楽しみます。

<宿泊>道後 Hakuro
道後温泉のポップなホテルの温泉で日本情緒を味わいます。
スルーガイドから全行程のオリエンテーションを実施。

2日目

<8:00>
専用車でサイクリングのスタート地点「WAKKA」へ移動。

<10:00>
「WAKKA」でサイクリングスタート。体力に自信が無くても、Eバイクを使うので大丈夫。四国は周りを海に囲まれており、旅は海からスタート。世界に誇る多島美と島に架かる橋の造形美を楽しみながらゆっくりサイクリング、橋のなかった時代の人々の生活を想像します。また、翌日に訪れる石鎚山系のスカイラインを島々から眺めて期待感が高まります。サイクリングの途中で、1,300年以上の歴史を誇る大山祇神社に立ち寄り、海の神様に旅の安全を祈願しましょう。

<12:00>昼食
景色を楽しみながらBOXランチ

<13:00>
海賊ミュージアムを見学後、潮流船に乗船します。海賊ミュージアムで昔の瀬戸内海の様子に想いを馳せ、実際に潮流船に乗り込み海賊になった気分で海の中の急流を体験します。

<15:00>
サイクリング再開。今治市サイクリングターミナル「サンライズ糸山」へ向けて出発。

<17:00>
専用車で松山道後へ移動。

<夕食>
「助格 道後店」で夕食。瀬戸内海の新鮮な魚を地酒と楽しみます。

<宿泊>道後 Hakuro 
温泉でサイクリングの疲れを癒し、明日のヒルクライムに備えます。

3日目

<8:00>
専用車でサイクリングのスタート地点「おもごふるさとの駅」へ移動。

<10:00>
「おもごふるさとの駅」から石鎚スカイラインヒルクライムサイクリングをスタート。昨日楽しんだ海から陸に上がり、西日本で一番高い山、霊峰石鎚山にEバイクでチャレンジします。
標高600mから1500mまで一気に登り切り、石鎚神社土小屋揺拝殿へ立ち寄れば、法螺貝の出迎えがあります。山の神様「石鎚神社」で旅の安全を祈願しましょう。

<12:00>昼食
土小屋テラスで、地元ジビエを使った昼食(猪肉ソーセージ入りパスタ)をいただきます。

<13:00>
四国山脈の尾根 UFOラインでサイクリングを再開。高低差が少ない見晴らしの良いルートで四国の背骨、石鎚山系の壮大な景色を堪能します。
途中の瓶ヶ森のなだらかな山頂まで1時間のハイキングも楽しみます。

<16:00>
UFOライン終点から旅館まで専用車で移動。

<18:00>夕食
秋葉の宿へ到着。
旅館の食堂で郷土料理を堪能しましょう。

<宿泊>
秋葉の宿の窓から見えるダム湖の眺めと夜空の星も見どころです。

4日目


※Photo credit(2枚目)浅尾沈下橋:一般社団法人仁淀ブルー観光協議会


<9:00>
旅館からサイクリングをスタート。仁淀川を眺めながら下流方向へ。
この日はサイクリングとSUPで仁淀川を下り、日本一の水質を誇る仁淀川を体感。上流域の赤色チャートの岩盤は、川の流れで削り取られて転がり出し、中下流域の川底に五色の石として流れ着く。石鎚山から繋がる川の流れを実感します。

<12:00>昼食
水辺の駅あいの里に到着。仁淀川を眺めながら郷土料理をいただきます。

<13:00>
昼食後はSUPスタート。約10kmを4時間かけて下り、SUPベースのSUGGOI SPORTSへ。

<17:00>
SUGGOI SPORTSへ到着。専用車でホテルへ移動。

<17:30>夕食
亀の井ホテル高知へ到着。ホテルのレストランで郷土料理を楽しみましょう。

<宿泊>亀の井ホテル高知
伊野からの仁淀川の眺めと多様な温泉が旅の疲れを癒します。

5日目


※Photo credit(1枚目)紙の博物館:一般社団法人仁淀ブルー観光協議会


<9:00>
ホテルを出発し、サイクリングをスタート。今日は仁淀川流域の伝統産業を訪ねます。
まずは、いの町紙の博物館で手漉き和紙を体験しましょう。その後は土佐和紙工房を見学します。
仁淀川中流域では1000年以上前から土佐和紙が作られています。水と良質な石灰が豊富にとれたので和紙産業が発展。
紙の博物館で土佐和紙の歴史や工程を学び紙漉き体験後、実際に工房を訪問。昔ながらの製法や職人のこだわりについて知ることで、知的好奇心を満たします。

<12:00>昼食
「うお兼」で仁淀川の鮎料理をいただきましょう。
昼食場所の「うお兼」はSDG’sを意識した魚屋。地元の川漁師が竿で釣った天然鮎を仕入。
仁淀川の名前の由来は、この川で獲れた鮎を朝廷の贄殿(にえどの)に納めていたことに由来します(諸説あり)。

<13:00>昼食後にサイクリングを再開。
源流の石鎚山から仁淀川をたどって来たこの旅も、いよいよ終盤になりました。そのまま仁淀川を河口までサイクリングでたどり、太平洋に出ます。
下流域では伏流水で仕込んだ酒造りが盛んです。「亀泉酒蔵」でその文化に触れましょう。

<16:00>
「亀泉酒造」を出発し、専用車でホテルへ移動。

<17:00>夕食
リッチモンドホテル高知に到着。チェックインを済ませ、高知に来たら外すことのできない「ひろめ市場」へ徒歩で移動。フードコートで好きなものをチョイス。隣のテーブルで飲んでいる地元の人との交流ができるかもしれません。

<宿泊>
リッチモンドホテル高知に戻り、ゆっくり休みます。

最終日

<9:00>
ホテルを出発し、各自の帰路へ。

備考

<用意する装備と持ち物>
■サイクリング
◎必須
・サイクリングに適した服装、着替え(速乾性、可視性の高いもの)
・運動靴(ハイキングシューズ)もしくはサイクリングシューズ
・レインウエア(上下)
・水ボトル
・日焼け止め、サングラス
・ナップサックもしくはリュックサック
◎あればよいもの
・サイクルパンツ、グローブ

■SUP
・水着と着替え
・濡れても良い靴、踵のしっかりとしたスポーツサンダル。(サイズ22〜28cmのみレンタル有)
・タオル、バスタオル
・日焼け止め
・コンタクトレンズの方は、ゴーグルやコンタクトレンズの替え
・メガネの方は、メガネストラップ

このコースを楽しみたい場合は

●四国ツアーズ株式会社
・URL:https://shikokutours.com/
・連絡先:info@shikokutours.com